【先生向け】オンライン授業の必須グッズ完全版2021|プロが徹底解説!

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
コットン

今まで、1000回以上、オンライン授業をやってきた経験を元に書きました! これから、オンライン授業を始めたい先生の参考になれば幸いです。

コロナ禍で対面式の授業ができないと、諦めていませんか?オンライン授業なら、感染対策を取りながら授業を進めることができます。そして、マスクをしないでお互いの顔を見ながら授業ができるのも、嬉しいポイントです。

しかし、 「どんな道具を揃えたらいいの?」「おすすめの機材は何?」と、不安材料も多いでしょう。

そこでこの記事では、オンライン授業を始めるために 必要最低限のアイテムをご紹介します。1000回以上オンライン授業をしている筆者おすすめの機材もご紹介しますので、最後までご覧ください。

オンライン授業に最低限必要なもの

オンライン授業を始めるにあたり、最低限必要なアイテムは以下になります。

  • パソコン
  • カメラ
  • ホワイトボード
  • ボードマーカー、イレーサー

授業を配信するためのパソコンや鮮明な映像を映すカメラ、視覚で分かりやすく伝えるホワイトボードとボードマーカー・イレーサーが必要です。すでにパソコンをお持ちの方は、 初期費用を抑えてすぐにでも授業を始められます。

ここでは、オンライン授業に最低限必要なアイテムを解説します。それぞれのアイテムについて、次の項目で詳しく解説をしていきます。

パソコン

オンライン授業を始めるためには、パソコンが必要です。パソコンで自分自身やホワイトボード等を画面に映し、授業を進めます。パソコンに表示したパワーポイントの資料を生徒に見せながら授業ができます。

パソコンのスペックは、特に指定はありません。しかし、「持ち運ぶから軽量がいい」などの拘りがあるなら、 家電量販店やインターネットのレビューを見るなどして購入前に吟味しましょう。

また、パソコンは1台でも十分ですが、2台あると便利です。オンライン授業ではZoomなどを立ち上げて行いますが、1時間以上使用するとパソコンが熱くなり負荷がかかります。特にパワーポイントや動画を用いて授業を行う場合は、 負荷を分散する方が安心です。

パソコンの代わりにスマートフォンでも代用できますが、画面が小さく見にくいため、できればパソコンを使用すると良いでしょう。

カメラ

オンライン授業をするために、自分自身やホワイトボードなどを映すカメラは必需品です。パソコンに内蔵されているカメラでも良いですが、外付けのカメラの方がおすすめです。なぜなら、 圧倒的に画質が良いからです。

カメラは、映れば何でも良いと思うかもしれません。しかし、画質が良いと先生の顔がはっきりと鮮明に映り、生徒は安心します。また、画面に集中できるため、気が散らずに授業を受けることができます。

外付けのカメラの種類はいくつかあり、家電量販店やインターネット通販でカンタンに手に入れることができます。値段も、1,000円台のものから高価なものまで様々です。初めてオンライン授業を行うなら、 1,000円台のカメラでも十分満足するでしょう。

ホワイドボード

学生の頃、先生が黒板に文字や図形を書きながら授業を進めませんでしたか?
オンライン授業では、黒板の代わりにホワイトボードを使用して授業を進めます。

ホワイトボードと言うと、予備校や会議室などで使用する大きなサイズのものを想像するかもしれません。オンライン授業でおすすめのホワイトボードは、 A4サイズです。コンパクトなA4サイズのホワイトボードなら、手元で扱え便利です。100均でも販売されているため、 初期費用がかからないのも嬉しいポイントですね。

先述した大きなホワイトボードでも悪くはありません。しかし、画面の向こうの生徒にとって見えにくいというデメリットがあります。また、慣れないうちは高さやピントの調節に時間がかかってしまいます。ですから、大きなホワイトボードを使用するのは慣れてからが無難です。

nu board (ヌーボード) A4判

コットン

透明のフィルムがあるからbefore/afterが見せやすい!愛用しています。

 

ボードマーカー・イレーサー

ホワイトボードを使うなら、セットで用意したいのがボードマーカーとイレーサーです。ボードマーカーは黒・赤・青がよく使用する色ですが、最近では紫やピンクといった色味も販売されています。コンパクトなA4サイズのホワイトボードを使うなら、 黒1色でも特に問題ないでしょう。色を変えて文字を強調したいなら、追加で購入してください。

ボードマーカーの太さは、細いものから太いものまで様々です。A4サイズのホワイトボードには、 細字または中字をおすすめします。

また、イレーサーはホワイトボードがA4サイズなため、必ず必要というわけではありません。ティッシュでも代用できますが、見た目がイマイチという方は購入を検討してください。

書画カメラについて

書画カメラとは、紙などの 平面の資料をビデオカメラで撮影し映像信号に変換する機材のこと。主に教育現場やプレゼンテーションの場で使われ、オーバーヘッドカメラ(OHC)と呼ばれることもあります。アームの先にビデオカメラが付いており、デスクライトのような見た目をしています。

オンライン授業で使用する資料は、パワーポイントのみではなく紙の資料も使うという方もいるでしょう。紙の資料はパソコンのカメラだと映しづらく、見にくいです。しかし、書画カメラがあれば 手元にある紙の資料を見やすく表示できます。

デジタルボードと書画カメラどっちが良い?

電子ペンを用いてボードに書き込み、映像上で板書したように見せることのできるデジタルボード。ペンの筆跡を赤外線センサーで検知し、書いた文字をパソコンに映し出します。一方で書画カメラは紙の資料を映し出すカメラなので、 資料そのものを生徒に見せることが可能です。

デジタルボードは図や表を見せるには便利ですが、慣れていないと授業中に操作で手いっぱいになってしまうことも。指導する科目や対象年齢・学力にもよりますが、まずは 書画カメラを優先することをおすすめします。書画カメラであれば、優先接続で回線も安定し教材・素材準備が少ない状態でも運用開始できるからです。

デジタルボードと書画カメラで悩んだら、慣れない機材を使うよりも書画カメラを選んだ方が授業に集中できます。

おすすめカメラ

オンライン授業を始めるには、パソコンとA4サイズのホワイトボード・マーカーやイレーサーがあれば始められます。もっと授業を快適に分かりやすくしたいという方は、書画カメラがあると便利です。書画カメラはインターネット通販などで購入できますが、種類が多く悩みませんか?

ここからは、 1000回以上オンライン授業を行ってきた筆者おすすめのカメラをご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。

メーカー 料金 特徴

エルモ書画カメラ MA-1

60,000円~

・360度アーム回転
・オートフォーカス
・完全ワイヤレスも可

エプソン プロジェクター 書画カメラ ELPDC07 

30,000円~

・ポータブル性
・耐久性

IPEVO DO-CAM ポータブル&コンパクト

15,000円~

・コンパクト
・価格が安い
・オートフォーカス

サンワサプライ株式会社(CMS-V46W)

16,000円~

・800万画素
・簡単な操作
・価格が安い

エルモ書画カメラ MA-1

教室の備品として高品質を求めるなら、エルモの書画カメラがおすすめです。エルモの書画カメラは、 様々な角度から資料を映せるアームが優れもの。360度回転し、机に置いた資料はもちろんバインダー等に立てかけた資料も映せます。

また、ボタンひとつでピントを合わせられるワンプッシュオートフォーカス機能やズームを微調整できるズームダイヤルも便利です。バッテリー内蔵の、完全ワイヤレスが可能なモデルもあります。

せっかく購入するなら 高性能な書画カメラが欲しい というあなたは、エルモを選びましょう。価格は、60,000円からとなっています。

エプソン プロジェクター 書画カメラ ELPDC07 

EPSONは、情報関連機器・精密機器メーカーです。プリンターのイメージが強いですが、書画カメラも販売しています。

EPSONの書画カメラの特徴は、 ポータブルや耐久性に優れていること。持ち運びに便利な軽量タイプやワイヤレス可能なモデル・リモコン操作に対応したモデルが登場しています。

価格も30,000円からと手を出しやすく、 初めて書画カメラを購入する方や初期費用を抑えたい方におすすめです。

IPEVO DO-CAM ポータブル&コンパクト

初期費用を抑えすぐにでもオンライン授業を始めたいなら、IPEVOの書画カメラがおすすめ。価格は15,000円からと非常に廉価で、 すぐに導入できる気軽さがあります。

IPEVOには様々なモデルがありますが、折り畳めば220x63x22mmとコンパクトになる商品も登場しています。また、グリーンやイエローなど見ているだけで楽しくなる、カラフルなカラーリングもお洒落。

見た目だけではなく、AIで音声を向上してくれるノイズリダクションやオートフォーカスなど、 機能面も充実しています。

 サンワサプライ株式会社(CMS-V46W)

超高精細な800万画素が、小さな文字も鮮明に映し出す優れもの。小さな文字が見にくい資料も、画像が荒くなることなく映し出してくれます。

操作性はカンタンで、パソコンにUSBを差すだけ。ピントや露出も、 ボタンひとつで調節できます。また、LEDライトも付いており、暗い部屋でも資料を明るく照らします。

スリムなボディーが場所を取らず、スッキリした印象に。使用しない時は、机の上に置いたままでも邪魔になりません。

1000回以上オンライン授業をして感じること

この記事では、これからオンライン授業を始めたい方に必要な道具やおすすめの機材を解説しました。

道具は最低限、A4サイズのホワイトボードとマーカー・イレーサーがあれば、授業を始めることができます。書画カメラがあれば、A4用紙とマジックだけでもオンライン授業は可能です。

手元を映すために、生徒に書画カメラを使って欲しいと考える先生もいるでしょう。しかし、オンラインでの指導で大切なのは 指示がきちんと通っているのか・お互い見ている箇所があっているかを確認することです。

まとめ

この記事では、オンライン授業を始めるために必須のグッズをご紹介しました。

オンライン授業はA4サイズのホワイトボードとマーカー・イレーサー、そして映像を映し出すパソコンさえあれば可能です。どのグッズも 比較的安くカンタンに手に入れることができます。初期費用もかからず始められると思うと、ハードルが低くなりませんか?

オンライン授業を始めるためにどんな道具を揃えたらいいのか悩んだら、この記事を参考にしてください。

最低限必要なもの
  • パソコン
  • カメラ(自分を映す。パソコン内蔵のものでOK)
  • ホワイトボード(A4)
  • ボードマーカー
あると良いもの
  • パソコン(2台目があると便利)
  • 外付けカメラ(画質が良くなる)
  • ボードイレイサー
  • 書画カメラ(あるととても便利!!)

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