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「古文が足を引っ張るせいで総合点が伸びない」
「富井のはじめからていねいにシリーズって実際どうなの?」
このようにお考えではないでしょうか。
本記事では「富井の古文読解・古典文法はじめからていねいに」の購入をお考えの人に向け、下記を紹介していきます。
「富井のはじめからていねいに」の基本情報と特徴
「富井のはじめからていねいに」の効果的な使い方
「富井のはじめからていねいに」に似た参考書
以下では、「富井の古文読解をはじめからていねいに」「富井の古典文法をはじめからていねいに」の2冊について詳しく解説していきます。
基本情報や特徴を理解して、自分に合っている参考書かどうかをしっかり見極めていきましょう。
目次
富井の古典文法をはじめからていねいに
「富井の古典文法をはじめからていねいに」「富井の古文読解をはじめからていねいに」に向いている人の特徴は下記の通りです。
- 古文・古典の勉強をはじめから丁寧にやりたい人
- 講義形式で基本のレベルを押さえておきたい人
- 楽しく古文・古典を学びたい人
本書の基本情報については下記をご覧ください。
参考書名 | ||
現状学力→到達学力 | 初学者→共通テスト8割~日東駒専合格 | |
分量 | 23項目 | 6章 |
目安時間 | 30分/項目×23項目≒2h | 2h/章×6章=12h |
本書は、「笑いながら学ぶ」をコンセプトにつくられているため、「はじめて古文と古典を学ぶ」という人でも気軽に手を伸ばすことができるでしょう。
また、本書は講義のような話口調で解説されているため、良い意味で勉強をしているという感覚を忘れさせてくれます。勉強に対して苦手意識がある人はぜひ手に取ってみてください。
<注意点>分量が足りないので他の参考書で補う
「富井の古典文法をはじめからていねいに」「富井の古文読解をはじめからていねいに」は、考え方や思考プロセスを重点的に学ぶ内容になっていることから、掲載されている問題数が少ないため、たくさん問題を解いていきたい人にはあまり向いていません。
したがって、「思考プロセスや考え方を学びつつ、問題もたくさん解きたい」という人は別途、問題集や過去問演習を購入してステップアップへとつなげましょう。
特徴
以下にて下記、参考書の特徴について紹介していきます。
- 富井の古文読解をはじめからていねいに
- 富井の古典文法をはじめからていねいに
それぞれの特徴を押さえ、自分自身に向いている方の参考書をお選びください。
富井の古文読解をはじめからていねいに
「富井の古文読解をはじめからていねいに」の特徴は下記の通りです。
- 大学入試レベルの古典文法を分かりやすく学べる
- 問題数が少ないが思考のプロセスを重点的に学べる
- 予備校の授業を文字に起こしたような内容になっている
- 古文の授業だけでは100%の理解はできない人に向いている
上記にもある通り、本書は「古文に関する必要最低限の知識を身に付けつつ、問題演習を繰り返すことで高得点が狙える」といった内容になっています。
具体的には、「省略された主語を文章の前後を見て読み解く方法」「古典常識」などが懇切丁寧に解説されており、本書を順番に読み進めることでその全てを学び取ることが可能です。
なお今回紹介している改訂版では、和歌に関する知識や例文集が付属されているため、古文を網羅的に学中するのにも向いています。
富井の古典文法をはじめからていねいに
「富井の古典文法をはじめからていねいに」の特徴は下記の通りです。
- 古文を苦手だと感じている受験生に向いている
- 演習形式の参考書と同時並行で学習した方が良い
- 解説が丁寧なためモチベーションを保ちながら勉強できる
本書は、「解説書」に該当するため問題数はあまり多くありません。そのため、演算形式の参考書と並行して利用することをおすすめします。
ちなみに本書は「ステップアップノート30」のようなコンパクトにまとまった問題集と相性が良いです。
富井のはじめからていねいにの効果的な使い方
まずは「富井の古文読解をはじめからていねいに」の具体的な使い方を見てみましょう。
- 読解法を読み込んでしっかりと理解する
→暗記ではなく「理解」するのがポイント - 理解できたら章末に記載されている習得問題を解く
→別途、問題集や演習系の参考書でも問題を解いていみると尚良い - 本書で解説された通りのやり方で答えを出すことができたかを考える
→答え合わせ終了後は間違った箇所を洗い出してメモを残しておく
次に「富井の古典文法をはじめからていねいに」の具体的な使い方を見てみましょう。
- 順番に章を読み進ながら理解に努める
→CDを活用すると理解が早まる - 本書を読み終えたら「ステップアップノート30」の問題を解く
→章が終わるたびにステップアップノートを解いても良い - 別冊で何度も復習する
→繰り返すことで問題に慣れる
「ステップアップノート30」は付属ではなく別の演習問題となっているので注意してください。なお、必ずステップアップノートを使用する必要はありません。
まとめ
本記事では、「富井のはじめからていねいにシリーズ」から2冊を抜粋して紹介してきました。
本書は、あくまで解説書となっておりますので、大学入試で高得点を目指したいという人は、ぜひ別の問題集と並行してご利用ください。
内容は講義形式となっていますので、古文に苦手意識がある人でも入り込みやすくなっています。「今まで勉強してこなかったけど0からしっかり勉強したい」という人はぜひ本書を手に取ってみてください。
ですが、独学ではどうしても限度があります。
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