こんにちは!スタスタ塾コンシェルジュです。
まだ小学1年生だけど塾に通わせ始めたいと考えていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際にスタスタ塾コンシェルジュにも以下のようなお悩みが届きました。
そこで今回は「小学1年生からの中学受験」「サピックスで伸び悩む原因」「英会話スクールの選び方」について詳しく解説していきます。
目次
中学受験は小1から始めても早くない理由と塾選びのコツ
塾コンシェルジュは、中学受験を検討しているご家庭に対して「小1から中学受験の対策を始めても早くない。費用や習い事の面から通えるなら、むしろ早く通った方が良い」とアドバイスしています。各家庭の教育方針として、幼い頃はスポーツやピアノに力を入れたいと考えていらっしゃる方も多いと思いますが、通塾は早いに越したことはありません。
では、一体なぜ小学1年生からでも早くないのか?むしろ早く通った方がいいのか?その理由は以下の2点にあります。
- 本格的に受験勉強を始めないといけない学年になった時の抵抗を減らせるから
- これから先の通塾費用を削減できるから
まずは1つ目の理由について解説します。幼稚園からすでに予習を始めている方を除き、ほぼ全てのお子様が小学生になって初めて「勉強」に向き合うことになるかと思います。その際、
という子どもだと、小学校中学年や高学年になってから塾に通い始めたとしても問題ないでしょう。しかし、
という子どもだと、たとえ学年が上がってもサボり癖が抜けなくて塾の授業スピードについていけなくなる可能性があります。
最近の進学塾では、小学4年生となると入試本番を見据えて本格的な対策がメインとなりますが、小学1年生からなら学習に対する姿勢を鍛えることから始まります。つまり、小学1年生のうちから通っておくことで、本格的な受験勉強が始まる前に「自ら勉強できる姿勢」を整えられます。通うべきタイミングになった時にいきなり通わせるのではなく、あらかじめフライングしておくことでスタートダッシュでつまずかずに済むということです。
次に、2つ目の理由についてですが、小学校低学年の頃に自分で勉強する姿勢が身につくと、中学生、高校生と進学して授業の難易度がさらに高くなっても自分で学べる範囲が広がるので、結果的に塾に頼りすぎずに済みます。ご両親が子どもの世話を焼く必要がなくなるだけでなく、将来の通塾費用を減らせるという点で小1から通うべきだと言えるでしょう。
例えば、中高一貫校に通った場合は大学受験がありますが、もしかすると塾に通わずに独学で志望校に合格できるようになるかもしれません。大学の付属校に通うことになった場合、学校の授業についていけずに塾で補習する費用をかけずに済むかもしれません。つまり、小学1年生から塾に通うという必要のないように思える先行投資は、長い目で見たら追加の投資を削減できるという効果的な打ち手なのです。
ここまでお読みいただき、なぜ小学1年生から塾に通っても早すぎではないか、お分りいただけたでしょうか?関連記事では、実際の塾コンシェルジュの対応も踏まえながら、小学1年生向けの塾選びのコツについて解説しているのでぜひご参照ください。
才能だけじゃない!「サピックス」で伸び悩んでしまう3つの原因とは?
現在お子様をサピックスに通わせている方の中には、
などといった悩みを抱えている方が少なくないと思います。
そのような時に陥ってしまいがちな考え方として、
というものがあります。
大量の宿題をこなし、周りの子どもに劣らないくらい頑張っている姿を見ていると、うまくいかない理由を才能だと決めつけてしまいがちですよね。
サピックスのカリキュラムは質が高く、豊富な合格実績を誇っていることからも、指導の実力に疑いの余地はありません。しかし、当然サピックス以外の塾で勉強して合格できた先輩たちはたくさんいます。
では、一体原因はどこにあるのか?今回は、数多くの学習塾を分析してきたスタスタならではの目線で解説していきます!
勉強への意欲を左右する「雰囲気」
サピックスと言えば、成績によってクラスや席順が決まることで有名です。これを良いと考えるか悪いと考えるかは人それぞれだと思いますが、受験生の間で過度な競争意識が生まれることによる、ギスギスするような環境がサピックスには少なからずあるのかもしれません。
負けず嫌いな子にはこのような雰囲気の方が頑張れるのでしょうが、周りを気にせず伸び伸び勉強したい子にとっては少々息が詰まるような環境ですよね。
もしかしたらあなたのお子様もサピックスのような競争が促される環境ではなく、アットホームな雰囲気の方が高いモチベーションを保ちながら勉強できるのかもしれません。
ストレスに悩まさせることがなくなれば、自然と勉強に集中することができ、成績も徐々に伸びていくことでしょう。
自分の特徴にあった「正しい指導」が受けられていない
サピックスのような大規模な塾では、基本的に周りの子と同じ内容の教材を用い、同じカリキュラムで授業を受けることになります。しかし、やりがちなミスや問題を解くときのクセなど、生徒一人ひとりには異なった特徴があります。
もしかしたら、サピックスで伸び悩んでいる生徒にはもっと効率的な学習方法やもっと効果的に弱点を克服する勉強法が別にあるかもしれません。勉強量をたっぷりと取っているのに成績が上がらない原因として、正しい指導が受けられていない可能性が高いです。
サピックスの応用に重きを置いた学習より、基礎から着実に固める勉強の方が結果的に成績が向上したというケースもあります。お子様にとって必要な勉強ができているのか、一度見直してみる必要があるでしょう。
「講師との相性」が良くない
サピックスのような集団指導塾の多くは、生徒が講師を選べない学習システムです。そのため、時には相性が良くない講師の授業も受けなければなりません。
「あの先生だから頑張れる!」「この先生の授業の方がわかりやすい!」など、講師によってモチベーションや理解度が大きく変化する生徒がいることは事実です。どんなに良質な教材を使用していたとしても、講師との相性次第では十分な学習効果が望めない可能性があります。
もし、「この先生の授業は面白い!」と思えるような講師に出会えれば、伸び悩んでいる教科や分野でも得意科目に変えられるかもしれません。
調べる前に無料体験授業に行こう!小1向け英会話スクールの効率的な選び方
塾コンシェルジュは、これから英語を習わせようと考えている小学1年生のお子様を持つ方々に「塾のことを調べるのも大事ですが、英会話スクールに通うときは何よりもまず先に”無料体験授業”に参加してみることが大切です。」とアドバイスさせていただきます。どうしても最初は英会話スクールに通っている同級生のママ友から情報を入手したり、インターネットで検索しがちですよね。もちろん、お子様のためを思って調べるのは非常に重要な作業ですが、もっとも効率的に探す方法が「無料体験授業」です。
では、一体なぜ調べるよりも前に無料体験授業に参加すべきなのでしょうか?その理由はいたってシンプルで、子どもは楽しくないと長続きせず、楽しいか楽しくないかは講師にその教室の講師に依存するからです。ママ友からの評判や自分で時間をかけて調べた結果をもとに、
と考えて通わせてみたものの、気づいたら
となってしまうかもしれません。どうせ通うなら長く通い続けた方が良いに決まっています。しかし、そのためにはお子様が英会話に興味を持ち、英語の勉強が楽しいと思ってもらう必要があります。子どもが教材やコースを見て、
なんて思う小学1年生は100人に1人もいないはずです。そうなると、
というように、講師や友達などの人間関係からモチベーションを上げた方が効率的です。だからこそ、いくつか無料体験授業に参加してみて、お子様の反応を見ながら「一番長く通い続けられそうな英会話スクール」を候補として挙げ、そこから調べてみると良いでしょう。その上で、どの塾に通おうか迷っている方がいらっしゃいましたら、塾コンシェルジュがコース設計や料金体系なども踏まえながらアドバイスさせていただきます。
まとめ
ここまで「小学1年生からの中学受験」「サピックスで伸び悩む原因」「英会話スクールの選び方」について解説してきましたが、いかがでしたか?
今回の記事が読者のお悩みの解決に少しでも貢献できていれば幸いです。