授業形態 家庭教師
塾タイプ 受験:中堅校~難関校向け、学校成績向上
塾の規模 大手塾
数多くの生徒を志望校へと導いているコーチング1は、他の塾と何が違うのか。
今回は特徴、教育方針、合格実績等から強さの秘訣を分析したいと思います。
目次
コーチング1の特徴
まず、コーチング1と他の塾との違いを分析するために、特徴から確認してみましょう。
- 学習の全面的サポート
- 復習重視の授業構成
- 進学塾別の受験対策
学習の全面的サポート
塾に通っていても成績が伸び悩む方に共通していることは、塾にいるときは勉強をしていても家だとあまり勉強しないことが挙げられます。その大きな原因の一つはモチベーションの欠如です。モチベーションが欠けてしまうと、勉強への意欲がなくなってしまうからです。
そのため、コーチング1では他の塾とは違う指導を取り入れています。それが「コーチング」です。コーチングとは、「生徒が自ら気づくことを促し、自主的な行動へ導く」ことで、コーチング1では以下の4つを主に指導に取り入れています。
- 学習状況の分析
- 目標設定
- 動機付け
- コミュニケーション
そしてこれをさらに具体的にした取り組みとして、「学習計画表の作成」が挙げられます。
コーチング1では家庭教師が授業をする際、毎週必ず1週間分の学習計画を、30分単位で細かく立てます。そしてこの計画表に具体的な復習方法なども明記することで、生徒は次の授業までの1週間、どのように自分で勉強すべきかわかるのです。
これは生徒にとって、目標に向けた学習計画を目に見える形にできるだけでなく、自分で立てた学習計画をこなして達成感を得ることにもつながるため、自然と学習意欲がわき、モチベーションの向上・維持へと繋がります。この結果、自ら進んで学ぶようになり、自宅での学習習慣が身につきます。
このように、ただ教えるだけではなく、生徒の学習そのものをサポートするコーチング1の授業は、学習習慣を身につけるうえでとても有効だといえるでしょう。
復習重視の授業構成
コーチング1の他塾との決定的な違いは、その授業構成にあります。一般的な個別指導塾や家庭教師の授業は、生徒がその場で演習をして、講師が生徒の質問などに答えて指導する、「質問受付型」の授業です。
しかし、コーチング1の授業は「解説型」です。つまり演習は宿題として生徒が事前に解き、90分の授業では講師がその問題を解説し、生徒とともに復習します。
コーチング1が解説型の授業を行う理由として、大きく2つ考えられます。
1つ目は90分の授業時間を最大限活用するためです。
90分は決して長い時間ではありません。この限られた時間で演習をすると、実質生徒の疑問や質問を解決できる時間はとても短くなってしまいます。しかし、90分を解説にあてると、分からなかった部分をすっきりと解決することができ、演習をしっかりと役立てることができるのです。
2つ目は復習を生徒任せにしないためです。
しっかりと知識が定着する学習サイクルは、「導入」→「演習」→「修正」→「復習」の繰り返しとされています。特に復習は、知識をコツコツ積み上げていくうえで欠かせません。しかし一般的な塾では復習方法まで指導しないため、結果として復習が生徒任せになってしまいます。
そのためコーチング1では毎回必ず、授業で解説した問題を復習するための課題を出します。この結果生徒は、宿題として必然的に復習をすることになるため、毎週必ず理想的な学習サイクルを回すことができるのです。
このように授業を復習重視にして、知識をしっかりと身につけることが、生徒の成績向上・志望校合格に繋がると言えるでしょう。
進学塾別の受験対策
家庭教師を利用する生徒の多くは、集団授業の進学塾に通っています。この時、もし家庭教師の指導法と塾での指導法が大きく異なっていたら、生徒は混乱してしまい、勉強の質が落ちてしまうかもしれません。
そのためコーチング1では進学塾別の指導法を取り入れています。つまり生徒が進学塾に通っていれば、その塾の特徴を把握し、そのカリキュラムに沿って指導します。この結果、生徒は進学塾で習ったことを、指導法の違いなどで戸惑うことなく、しっかりと家庭教師の授業で身につけられます。
このように一般的な家庭教師と異なり、生徒の学習状況を綿密に把握するコーチング1だからこそ、生徒が安心して学習できる環境を整えられるのです。
コーチング1の教育方針
コーチング1は「“わかった”から“できた”へ導く」ことを教育方針に掲げています。
これはコーチング1が「コーチング=生徒が自ら気づくことを促し、自主的な行動へ導く」ことを指導のベースにしているためです。
知識をしっかりと定着させ実践力を養うために、復習をカリキュラムの中心にしたり、学習計画を生徒と一緒に立てたりするコーチング1の指導は、この教育方針をきちんと反映させていると言えるでしょう。
コーチング1の合格実績
コーチング1では学校ごとの合格者数は公表していません。詳しい情報を知りたい方は塾までお問い合わせください。
2018年|コーチング1中学受験の合格実績
学校名(東京) |
女子学院中学校 |
麻布中学校 |
早稲田中学校 |
慶應義塾中等部 |
早稲田大学高等学院中学校 |
吉祥女子中学校 |
立教女学院中学校 |
大妻中学校 |
明治大学付属中野中学校 |
晃華学園中学校 |
富士見中学校 |
学校名(大阪) |
四天王寺中学校 |
清風南海中学校 |
高槻中学校 |
同志社香里中学校 |
金蘭千里中学校 |
関西大学中等部 |
開明中学校 |
関西大学北陽中学校 |
早稲田摂陵中学校 |
清風中学校 |
桃山学院中学校 |
2018年|コーチング1高校受験の合格実績
学校名(東京) |
早稲田大学高等学院 |
広尾学園高校 |
明治大学付属中野高校 |
淑徳高校 |
順天高校 |
三田国際学園高校 |
かえつ有明高校 |
桜美林高校 |
日本大学第三高校 |
桐朋女子高校 |
宝仙学園高校 |
明法高校 |
学校名(大阪) |
四天王寺高校 |
清風南海高校 |
同志社香里高校 |
関西大学高等部 |
明星高校 |
開明高校 |
清教学園高校 |
関西大学北陽高校 |
清風高校 |
近畿大学付属高校 |
桃山学園高校 |
関西大倉高校 |
コーチング1のコース
コーチング1では大きく分けて6つのコースが展開されています。
コース名 | 内容 |
中学受験コーチング | 中学受験での志望校合格を目指すコースです。 |
高校受験コーチング | 高校受験での志望校合格を目指すコースです。 |
発達障害コーチング | 発達障害・グレーゾーンの生徒が自立できることを目指すコースです。 |
不登校コーチング | 不登校の生徒が「復学したい」と思ったときに勉強についていけるように、勉強の遅れをなくすためのコースです。 |
中高一貫校補習 | 進度の早い中高一貫校のカリキュラムに合わせて、学校の勉強でつまずかないように対策するコースです。 |
大学受験その他対策 | 大学受験の対策や、高等学校卒業程度認定試験の対策、各種検定試験の対策などを行うコースです。 |
コーチング1の料金
コーチング1の料金はほかの塾と比べて“平均的”といえます。
週2回以上の月謝についてなど詳しい情報を知りたい方は、塾までお問い合わせください。
内訳 | 金額 |
入会金 | 17,000円 |
月謝 | 25,200円~ |
交通費 | 実費分のみ |
コーチング1の分析結果のまとめ
コーチング1の他の塾との違いは何なのか?「特徴」、「教育方針」、「コース」などから分析を行いました。
結論、「コーチングによる生徒の学習計画のサポート」が強さの秘訣だと分かりました。
ただ教えるだけの「ティーチング」ではなく、生徒の学習そのものをサポートする「コーチング」をすることで、生徒が自主的に勉強できるように促す指導は、コーチング1の最大の特徴です。
学習習慣をしっかりと定着させたうえで、志望校への合格を目指す人にとって、コーチング1はぴったりの塾だといえるでしょう。