難関大学受験は学力、志望校、トレンド、NGな塾だけ理解すれば失敗しない

難関大学受験は学力、志望校、トレンド、NGな塾だけ理解すれば失敗しない
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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。

こんにちは!スタスタ塾コンシェルジュです。

東大、一橋大、京都大、早慶上智、GMARCH。どの名門大学も倍率が高く、毎年多くの受験生が合格を夢見て受験勉強に励んでいます。目指す大学の偏差値が上がれば上がるほど、塾選びは慎重になりますよね。実際に、塾コンシェルジュに以下のような相談がありました。

高校生のお子様を持つSさん
偏差値60以上の名門大学に進学したいのですが、どの塾に通うべきですか?

ネットで進学塾について検索してみると、「合格実績を確認した方が良い」「とりあえず大手にいけば大丈夫」「いや安易に大手を選ぶのは良くない」というようにサイトごとに意見や主張はバラバラです。つまり、難関大学受験に答えなどなく、「受かれば正解」という厳しい世界なのです。

そこで今回は、「難関大学を目指す受験生の塾選び」について詳しく解説していきます。

塾を選ぶ前に、まずは自分自身と向き合おう

新しく塾に通い始めようとする時、まずは何から始めますか?近所で見かけた塾の名前を検索してみる、同じクラスのA君に聞いてみる、とりあえず進学塾のおすすめランキングについて調べるなど、多くの方々が外の情報に触れようとしているのではないでしょうか?これ自体は全く悪いことではなく、少しでも多くの情報を入手してミスマッチを減らそうとするのは非常に大切な作業です。

しかし、その作業を最初に行う必要はありません。まず最初にやらなければならないことは、「自分自身と向き合うこと」です。なぜなら、難関大学を狙う受験生にとって「自分自身と志望校の偏差値のギャップ」を埋めることが塾選びの最大のポイントになるからです。このギャップが大きい受験生と、そんなに開いていない受験生とでは、立案する戦略が全く異なってきます。

では、具体的にどのように自分自身と向き合えばいいのか?2つのステップに分けて説明していきます。

ステップ1:まずは自分自身の学力を把握しよう

先ほども述べたように、受験生にとって塾選びの基準となるのは「自分自身と志望校の偏差値のギャップ」です。そこで、まずは自分自身の学力がどれほどなのか、以下のような手段を用いながら把握しましょう。

  1. 学校の成績 – まずは、学校の成績を確認してみてください。校内順位を開示してくれる高校もあるかと思いますが、おそらく多くの高校では毎回のテスト後に詳細な順位まで教えてくれないでしょう。近くの友達と話してみたり、クラスの中で頭が良さそうな人に聞いたりすることで、自分の学力がだいたいどれくらいなのか把握できます。しかし、学校の成績がそのまま偏差値に換算できるかというと、そうとも言い切れません。あくまで自分の適性を見極める手段でしかないので、簡単ですがあまり正確な効果は期待できません。
  2. 学外の模試 – 塾に通っていなくても、模試なら受験できます。少々費用はかかりますが、受験者数が多くて有名な模試ならば、現在の偏差値を客観的に判断できます。全く対策をせずに受けたテストの方が自分自身の立ち位置を正確に把握できますし、ステップ2への移行もスムーズにいきます。駿台や河合塾が実施している模試を受けてみてはいかがでしょうか。
  3. 無料体験授業 – もし難関大学の受験対策をするなら、実際にどのような授業を受けるのか。まずは一度参加してみて、ついていけそうならそれ相応のポテンシャルがあると判断されても良いかと思います。塾によっては無料体験授業の前に専用テストを受ける場合もありますので、自分と同じくらいの学力を持った同期たちと肩を並べてみて、自分の立ち位置を確認してみましょう。

もし、どこか無料体験授業を紹介して欲しい、科目ごとに偏差値が異なるのでどう対応すればいいかわからないという方は、ぜひ塾コンシェルジュまでご相談ください。一緒に対策を考えていきましょう!

ステップ2:第一志望とすべり止めを決めよう

ステップ1で自分の実力が分かったら、次に第一志望とすべり止めの学校を決めましょう。行きたい大学が決まっている、もしくは最低でも受かりたいラインがすでにある場合は、その大学の偏差値とご自身の偏差値のギャップがどれくらいあるか算出してみましょう。

もし何も決まっていない場合、基本的には以下のような基準で第一志望とすべり止めを選ぶと良いと思います。

  • 第一志望は現在の偏差値+10:ネット上では「1年間で偏差値が20も伸びた!」という方も見かけますが、偏差値を20も上げるのは至難の技です。入試本番までに2年も3年もあれば目指していいかもしれませんが、基本的には現在の偏差値から10くらい上の大学を狙うくらいが丁度良いと思います。
  • すべり止めは現在の偏差値もしくはー5:受験勉強を全くしたことがない子が初めて受けた模試の偏差値は、その子の最低ラインだと思って問題ないでしょう。たまたま得意分野が出題されただけで、本当に現在の実力が反映されているか不安だったら、偏差値を5くらい下げる程度で良いと思います。

上記を踏まえた上で、それでも志望校が決まらない、志望校との偏差値のギャップがありすぎて、どう対策すればいいかわからないという方は、ぜひ塾コンシェルジュと一緒に対策を考えていきましょう!

大学受験のトレンドを抑えよう

自分自身と志望校との偏差値のギャップが明らかになったところで、早速その差を埋めるための塾選びについて解説していきたいのですが、その前に大学受験のトレンドについて紹介したいと思います。本当はどの生徒にもぴったりの塾が存在すべきなのですが、残念ながら自分の都合だけでは難関校を目指せません。ある程度決められたレールの上を歩かなければならないケースもありますので、近年の受験事情についてはしっかりと確認しておく必要があるのです。

指導形態の多様化がもたらす合格実績の罠

受験の中で、将来に最も影響を及ぼすのが大学受験と言っても過言ではないでしょう。そこで、注意すべきなのが「合格実績」です。一見優れた実績を残している塾に見えるかもしれませんが、その塾の指導形態がお子様に合うとは限りません。中学・高校受験では基本的に多くの授業が対面で行われますが、大学受験になると一気に指導形態が多様化します。映像授業を行っている塾で「東大合格者数100人超!」と出ていても、本当にその合格者たちは映像授業だけを受けていたのでしょうか?もしかすると、その生徒たちは他の個別指導塾に通っていたかもしれません。中学・高校受験にも当てはまることかもしれませんが、異なった指導形態の塾が乱立する大学受験では、特に合格実績を信じすぎてはいけないのです。

さらに詳しい情報を入手したい方は、ぜひ塾コンシェルジュまでご連絡ください。

選んではいけない塾に共通する3つのポイント

自分自身と志望校との偏差値のギャップが明らかになり、大学受験のトレンドも理解できたところで、いよいよ肝心の塾選びです。本来ならば「A塾がオススメです!」「XX大学ならB塾は最適です!」と申し上げたいところですが、果たして本当にそう言い切れるのでしょうか。

お子様にぴったりの塾を選んでいただきたいと考えているスタスタでは、安易にオススメの塾を紹介しません。ご要望があれば具体的な塾名まで紹介しておりますが、どちらかというと「選んではいけない塾」を優先的に紹介しています。なぜなら、成功するときは様々な要因が挙げられますが、失敗するときはいつも決まった共通項があるからです。

よって、今回は難関大学を目指す受験生が選んではいけない塾に共通するポイントについて紹介していきます。手っ取り早く自分が選んではいけない塾を教えて欲しい!という方は、ぜひ塾コンシェルジュまで直接ご相談ください。

偏差値の高い学校を受けさせようとする塾

このタイプの塾は「目先の結果にとらわれており、受験対策を実績作りにしか思っていない」可能性が高いです。もちろん、塾にとって実績作りは大事なのですが、だからと言って実力以上の偏差値の大学を受験させ、一発当たればラッキーと考えている塾ではそれ相応の結果しか出せません。

それよりも、しっかりと現実を突きつけてくれる塾の方が、真の意味で生徒のために指導してくれているでしょう。地に足のついた努力を重ねた方が、最終的に偏差値の高い大学に合格する確率も高まります。

誰でも受け入れられる塾

「ウチはどんな生徒でも通えますよ!」と言ってくる塾があるかもしれません。しかし、生徒一人ひとりに個性があり、目指している志望校の難易度や出題傾向も異なります。本当に誰もが通えるような塾は「プロ講師が在籍しており、マンツーマンで指導してくれ、志望校の合格実績がある個別指導塾」くらいですが、そのような理想の塾は日本全国で調べても両手で収まるくらいです。

しっかりとお子様と向き合い、本当にぴったり合っている塾なのかを見極めましょう。

評判が良くて、友達が通っている塾

塾選びに失敗する最大の理由は、「評判や口コミによって通い始めてみたものの、講師や指導形態が合わなくて続かなかった」です。もちろん、評判の良さは指導の質も高く、授業もわかりやすいことを示しておりますが、それがお子様に合っているという根拠にはなりません。「友達が通っているから」という基準軸で塾を探すのは悪くありませんが、それが最後の決め手になってしまったらミスマッチの危険性がグッと高まります。

ぜひ、無料体験授業や資料請求を通してしっかりと塾について理解し、ご自身の希望に合った指導がなされているか、性格的に授業についていけるか吟味しましょう。

まとめ

ここまで、難関大学受験で知っておくべきことや塾選びのコツについて解説してきましたが、いかがでしたか?

今回取り上げたのは、学力、志望校、トレンド、NGな塾の特徴でしたが、塾選びや受験戦略には他にも様々な要因が絡んでいます。そして、おそらく真の意味でお子様にぴったり合った塾というのは存在しません。その中で、なるべく合格する確率を上げられる塾に通い、全力で努力しなければならないのです。

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