- チューターでなくても、周りに頼れる人は作っておくべき
- 良いチューターは「精神面でのサポート力」が優れている
こんにちは!スタスタ塾コンシェルジュです。
最近話題のチューターですが、クラス単位や生徒単位でつけるチューターをつけている大学受験塾が増えてきています。「OO塾のチューターは現役T大生です。」とアピールポイントして掲げている塾も少なくありません。しかし、実際チューターとは必要な存在なのでしょうか?もし必要なら、どのような方にとって効果的なのでしょうか?
実際に、塾コンシェルジュのもとにも以下のようなご相談が届きました。
宿題を添削してくれたり、相談に乗ってくれたりするチューターですが、年齢も比較的近いため前向きに検討している方も多いと思います。もし、自分の志望校に進学している学生がチューターだったら、色々話も聞けるのでは?と期待が膨らみますよね。この質問に対し、スタスタの実際の回答はこうです。
さて、なぜ塾コンシェルジュがこの結論に至ったのか、詳しい会話の流れも含めて解説していきます。
チューターの役割は「フォロワー」
そもそもチューターの役割とは何なのか?一般的なチューターの役割とは生徒の課題を添削したり、身近な相談に乗ったりすることです。もちろん、塾ごとに多少の差異はありますが、チューターが講義をすることはまずありません。あくまで生徒の「フォロワー」なのです。
では、一体なぜ塾選びでチューターの役割をしっかり理解する必要があるのか?その理由は、チューターがそれほど重要ではない場合にチューターを基準に塾を選ばないようにするためです。チューターの必要性は生徒ごとに大きく変わります。スタスタとしては、以下の2点が大きなポイントだと考えています。
- ご家庭やご近所に、年齢が近くて親身に相談に乗ってくれる大学受験経験者がいるかどうか
- 大学受験に対して積極的にアドバイスしてくれる学校の先生がいるかどうか
上記の2つのポイントが両方当てはまらないお子様にとっては、チューターの重要性は非常に高いと言えます。なぜなら、入試本番のテクニックだけでなく、それまでにどう過ごすかというのも合否を左右する要因だからです。また、お子様の志望校とチューターの在籍校が同じだった場合、入学後のキャンパスライフについても話を聞けるというメリットがあります。
一方、2つのポイントが両方当てはまるお子様にとっては、チューターの重要性はそこまで高くないと言えます。基本的な受験情報はチューター以外から入手できるのであれば、わざわざチューターが在籍している塾を優先すべきではないでしょう。とある塾でチューターをつけていたKさんも、
と言っていました。やはり、現在のお子様のご家庭や通学先での学習環境に合わせてチューターの重要性が変わってくるのですね。
もし、ご自身の状況を踏まえた上で、今の自分にチューターが必要かどうか気になる、スタスタの見解を聞いておきたいという方は、ぜひ塾コンシェルジュまでご連絡ください。
塾コンシェルジュの実際の対応がコチラ
それではここから、実際に塾コンシェルジュがどう対応しながら「役割を理解していれば、必ずしもチューターが必要というわけではない」という結論に至ったのか、具体的な会話の流れをご紹介いたします。
Sさんは一家の中で初めて大学受験を経験されるという事で、本来ならば受験経験を持つチューターと二人三脚で対策された方が良いと思います。しかし、現在進学校に通っていらっしゃるので、もし学校の友達や先生に話を聞ける状況にあれば、チューターを塾選びの基準にする必要はありません。中学受験の偏差値で58くらいですと、ほぼ全ての生徒さんが大学受験で中堅以上を目指されていると思いますが、実際いかがでしょうか?
塾コンシェルジュの対応を解説
それではここから、実際に塾コンシェルジュの対応について解説していきます。今回のポイントは大きく2つです。
- チューターでなくても、周りに頼れる人は作っておくべき
- 良いチューターは「精神面でのサポート力」が優れている
まず1つ目のポイントについて解説していきます。塾コンシェルジュはSさんから相談が来てすぐに、
と聞いています。これは、Sさんの周りで貴重な情報を積極的に提供してくれる存在がいるかどうかを確認しています。大学受験は知識を覚えていれば合格するほど簡単ではありません。受験当日までどうやってモチベーションを保つのか、どのテキストを使って弱点を克服するのか、どの大学・学部なら受かりやすいかなど、様々な悩みを抱えながら対策する必要があります。だからこそ、どんなに小さな悩みでも、その場で聞ける存在が近くにいるかいないかで大きく結果が変わるのです。
次に、せっかくなので「良いチューター」について解説していきます。スタスタが考える良いチューターとは、「精神面でのサポートに優れている人」です。学力については正直講師に任せた方が効果的ですので、そうなると日頃の課題についてちゃんと耳を傾けてくれ、真剣に向き合ってくれるチューターを見つけましょう。なかにはチューターに対して懐疑的な方もいらっしゃるでしょうが、塾でアルバイトを行っている学生は他の大学生よりも意識が高い傾向にあります。もし、志望校に在籍しているチューターがいた場合は、せっかくなのでキャンパスライフについても積極的に情報収集しましょう。チューターからの話がきっかけで、さらにモチベーションが高まるかもしません。
もし、チューターが必要なのか否か気になる、スタスタの見解を教えて欲しいという方がいらっしゃれば、遠慮なく塾コンシェルジュまでご相談ください。
まとめ
これまで「チューターの役割を理解することが、塾選びに大切な理由」について、実際の塾コンシェルジュの対応を踏まえながら紹介してきましたが、いかがでしたか?
大学受験という大きな試練を乗り越えるためには、お子様一人の力ではなかなか難しいでしょう。誰をサポーターとして置くのかを考えた時に、「チューター」をその一つの選択肢として今回の記事を参考にしていただけたら光栄です。
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