- 受験科目としての難易度と重要性を加味して正しい努力をしよう
- 英語のみ受講する場合は、ブランドではなく「実力」
こんにちは!スタスタ塾コンシェルジュです。
高校受験で公立高校に進学した生徒さんや中高一貫校に通っている生徒さんにとって、次に待ち構える大きな壁は大学受験です。まだ高校1年生だったとしても、難関大学を目指すなら早めに対策しなければと焦っている方も少なくないはずです。
実際に、塾コンシェルジュのもとにも以下のようなご相談が届きました。
志望大学の偏差値が上がれば上がるほど、受験期間中にどの科目を重点的に伸ばすかで結果が大きく変わってきます。この質問に対し、スタスタの実際の回答はこうです。
さて、なぜ塾コンシェルジュがこの結論に至ったのか、詳しい会話の流れも含めて解説していきます。
難関大学の受験対策は英語から始めよう
塾コンシェルジュは、難関大学を目指す高校1年生に対して「英語から始める」ことをお勧めしています。では一体なぜ英語なのか?その理由は大きく2点あります。
- 単語の暗記と演習が両方必要な科目だから
- 難関私立大学は英語の点数の比率が特に高いから
まず1つ目についてですが、これは英語とその他の科目の特性を比べた時に、英語は文系科目と同じくらい覚えなければならない知識も多く、さらには理系科目のように演習によって様々な出題パターンに対応できるようにしないといけない科目です。つまり、時間をかけなければ伸びない科目であり、逆に言うと正しい努力をすれば(=通う塾を間違えなければ)時間をかければかけるだけ伸びる科目でもあります。難関私立大学に合格したBさんは、
と語っており、よっぽど得意な人以外は知識の習得から応用まで着実にステップアップする必要性が伺えます。
そして、2つ目のポイントについてですが、こちらは難関大学の一般入試の科目別配点を調べるとわかってきます。特に難関私立大学では英語ができないと致命的と言っても過言ではありません。慶應義塾大学を例に挙げて学部ごとにまとめると、いかに英語が重要視されているかわかります。
大学名 | 学部 | 英語の配点 | 英語の配点/総得点 |
慶應義塾大学 | 文学部 | 150 | 約40% |
経済学部(A・B両方) | 200 | 約45% | |
法学部 | 200 | 約50% | |
商学部(A・B両方) | 200 | 約50% | |
医学部 | 150 | 約30% | |
理工学部 | 150 | 約30% | |
総合政策学部(英語を選択した場合) | 200 | 約50% | |
環境情報学部(英語を選択した場合) | 200 | 約50% | |
看護医療学部 | 300 | 約60% | |
薬学部 | 100 | 約30% |
ここまで2つのポイントから解説してきましたが、
という疑問が生まれてくると思います。これについては、実際の塾コンシェルジュの対応も踏まえながら後半で詳しく解説していきます。
塾コンシェルジュの実際の対応がコチラ
それではここから、実際に塾コンシェルジュがどう対応しながら「難関大学受験は英語から始めるべき」という結論に至ったのか、具体的な会話の流れをご紹介いたします。
- 単語の暗記と演習が両方必要な科目だから
- 難関私立大学は英語の点数の比率が特に高いから
中学までよっぽど英語ができた生徒さんでも、大学受験の英語はまた別に対策しなければなりません。受験科目としての難易度と重要性の観点から、高校1年生から英語を始めることは必ずプラスになります。
塾コンシェルジュの対応を解説
それではここから、実際に塾コンシェルジュの対応について解説していきます。今回のポイントは大きく2つです。
- 受験科目としての難易度と重要性を加味して正しい努力をしよう
- 英語のみ受講する場合は、ブランドではなく「実力」
まず1つ目のポイントについてですが、こちらは高校1年生にとって最重要課題となります。入試本番まで大量の時間があり、すでに受験に向けて動き出そうとしている意識の高さが故に、全く意味のない勉強をしてしまっては全ての通塾費用が台無しですので、なるべく報われる努力にフォーカスしなければなりません。
今回のお客様は事前のヒアリングで志望校がまだ決まっていない方でしたので、どの大学・学部でも必要となる「英語」から始めるべきだとアドバイスしました。しかし、すでに志望校が決まっている方は、その学部の配点を調べて自分の学力と比較しながら最も注力すべき科目から対策し始めましょう。
そして、2つ目のポイントについてですが、英語のみ受講する場合は「その塾・予備校が英語に強いか」を見極めなければなりません。今回は英語に絞ってご提案させていただきましたが、これは科目が変わっても同じことが言えます。一般的な傾向としては、大手であればあるほど全科目を網羅的に、小規模であればあるほど一つの科目に絞って指導している印象を受けます。
しかし、お近くの進学塾や予備校の中からどこが英語に力を入れているか、どこなら英語が一番伸びるかなんてわかりませんよね。一つひとつ調べたらわかるかもしれませんが、正直非常に手間のかかる作業です。もしよろしければ、塾コンシェルジュが通塾可能範囲内で最も英語に強い塾を探して提案させていただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ
これまで「難関大学受験で最初に手をつけ始めるべき科目」について、実際の塾コンシェルジュの対応を踏まえながら紹介してきましたが、いかがでしたか?
3年間ないし2年間という時間はあっという間にすぎますので、もし間違った勉強をしているとライバルたちに大きな遅れを取ってしまいます。今回の記事がこれから受験勉強を始める高校生たちのお役に少しでも立てたら幸いです。
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