難関大学を目指す高1は英語から始めるべき理由と塾選びのコツ|大学受験

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
今回の塾選びのコツ
  • 受験科目としての難易度と重要性を加味して正しい努力をしよう
  • 英語のみ受講する場合は、ブランドではなく「実力」

こんにちは!スタスタ塾コンシェルジュです。

高校受験で公立高校に進学した生徒さんや中高一貫校に通っている生徒さんにとって、次に待ち構える大きな壁は大学受験です。まだ高校1年生だったとしても、難関大学を目指すなら早めに対策しなければと焦っている方も少なくないはずです。

実際に、塾コンシェルジュのもとにも以下のようなご相談が届きました。

高校生のお子様を持つTさん
現在高校1年生です。偏差値65以上の大学を目指しているので、そろそろ受験対策を始めたいと考えていますが、何から始めればいいのでしょうか?

志望大学の偏差値が上がれば上がるほど、受験期間中にどの科目を重点的に伸ばすかで結果が大きく変わってきます。この質問に対し、スタスタの実際の回答はこうです。

スタスタ塾コンシェルジュ
入試本番までまだ3年間弱ありますので、まずは英語から始めた方が良いでしょう。その際、塾の規模やブランドではなく、「英語に強いか強くないか」で選ぶことをオススメします。

さて、なぜ塾コンシェルジュがこの結論に至ったのか、詳しい会話の流れも含めて解説していきます。

難関大学の受験対策は英語から始めよう

塾コンシェルジュは、難関大学を目指す高校1年生に対して「英語から始める」ことをお勧めしています。では一体なぜ英語なのか?その理由は大きく2点あります。

難関大を目指す高1が英語から勉強し始めるべき理由
  1. 単語の暗記と演習が両方必要な科目だから
  2. 難関私立大学は英語の点数の比率が特に高いから

まず1つ目についてですが、これは英語とその他の科目の特性を比べた時に、英語は文系科目と同じくらい覚えなければならない知識も多く、さらには理系科目のように演習によって様々な出題パターンに対応できるようにしないといけない科目です。つまり、時間をかけなければ伸びない科目であり、逆に言うと正しい努力をすれば(=通う塾を間違えなければ)時間をかければかけるだけ伸びる科目でもあります。難関私立大学に合格したBさんは、

難関私立に合格したBさん
まずは英語から始めた方が良いと思います。1年生のうちはひたすら単語と文法のベースを固めてから、2年生になってからより複雑な文法や演習、リスニングに注力しました。3年生の頃は演習メインでしたね。

と語っており、よっぽど得意な人以外は知識の習得から応用まで着実にステップアップする必要性が伺えます。

そして、2つ目のポイントについてですが、こちらは難関大学の一般入試の科目別配点を調べるとわかってきます。特に難関私立大学では英語ができないと致命的と言っても過言ではありません。慶應義塾大学を例に挙げて学部ごとにまとめると、いかに英語が重要視されているかわかります。

大学名 学部 英語の配点 英語の配点/総得点
慶應義塾大学 文学部 150 約40%
経済学部(A・B両方) 200 約45%
法学部 200 約50%
商学部(A・B両方) 200 約50%
医学部 150 約30%
理工学部 150 約30%
総合政策学部(英語を選択した場合) 200 約50%
環境情報学部(英語を選択した場合) 200 約50%
看護医療学部 300 約60%
薬学部 100 約30%

出典:慶應義塾大学(2018)より作成

ここまで2つのポイントから解説してきましたが、

高校1年生のお子様を持つお母さん
英語が重要なのはわかった。しかしどこの塾に通えばいいのだろうか

という疑問が生まれてくると思います。これについては、実際の塾コンシェルジュの対応も踏まえながら後半で詳しく解説していきます。

塾コンシェルジュの実際の対応がコチラ

それではここから、実際に塾コンシェルジュがどう対応しながら「難関大学受験は英語から始めるべき」という結論に至ったのか、具体的な会話の流れをご紹介いたします。

高校生のお子様を持つTさん
現在高校1年生です。偏差値65以上の大学を目指しているので、そろそろ受験対策を始めたいと考えていますが、何から始めればいいのでしょうか?
スタスタ塾コンシェルジュ
スタスタ塾コンシェルジュをご利用いただき、誠にありがとうございます。こちらからアドバイスさせていただく前に、追加で1点お聞きしたいことがございます。T様のお子様は一般入試での受験をお考えでしょうか?
高校生のお子様を持つTさん
はい、今のところ一般での受験を考えています。
スタスタ塾コンシェルジュ
かしこまりました。でしたら、入試本番までまだ3年間弱ありますので、まずは英語から始めた方が良いでしょう。その理由は以下の2点にあります。

  1. 単語の暗記と演習が両方必要な科目だから
  2. 難関私立大学は英語の点数の比率が特に高いから

中学までよっぽど英語ができた生徒さんでも、大学受験の英語はまた別に対策しなければなりません。受験科目としての難易度と重要性の観点から、高校1年生から英語を始めることは必ずプラスになります。

高校生のお子様を持つTさん
なるほど!たしかに英語から始めた方が良さそうですね!非常に的確なアドバイスをありがとうございます。早速英語から対策しようかと思うのですが、どのような塾を選ぶべきでしょうか?
スタスタ塾コンシェルジュ
英語のみの受講から始めるのであれば、塾の規模やブランドではなく、「英語に強いか強くないか」で選ぶことをオススメします。
高校生のお子様を持つTさん
自宅からでも通える範囲でしたら、どちらの塾が良いのでしょうか?
スタスタ塾コンシェルジュ
事前のヒアリングでお答えいただいたT様の通塾可能範囲内でしたら、G塾とT英語教室が候補として挙げられます。G塾は他科目の指導にも力を入れている大手塾ですが、当塾の英語だけを受けに通っている受験生もいるほど評判の良い塾です。一方、T英語教室は大学受験の英語に特化した個人塾で、過去には難関大学にも合格者を輩出しています。
高校生のお子様を持つTさん
なるほど!見かけによらないってことですね。色々ありがとうございます!
スタスタ塾コンシェルジュ
もしよろしければ、スタスタから各塾にお繋げすることも可能ですが、いかがなさいますか?
高校生のお子様を持つTさん
ぜひお願いします!とりあえず両方とも資料請求からお願いしたいです。

塾コンシェルジュの対応を解説

それではここから、実際に塾コンシェルジュの対応について解説していきます。今回のポイントは大きく2つです。

  1. 受験科目としての難易度と重要性を加味して正しい努力をしよう
  2. 英語のみ受講する場合は、ブランドではなく「実力」

まず1つ目のポイントについてですが、こちらは高校1年生にとって最重要課題となります。入試本番まで大量の時間があり、すでに受験に向けて動き出そうとしている意識の高さが故に、全く意味のない勉強をしてしまっては全ての通塾費用が台無しですので、なるべく報われる努力にフォーカスしなければなりません。

今回のお客様は事前のヒアリングで志望校がまだ決まっていない方でしたので、どの大学・学部でも必要となる「英語」から始めるべきだとアドバイスしました。しかし、すでに志望校が決まっている方は、その学部の配点を調べて自分の学力と比較しながら最も注力すべき科目から対策し始めましょう。

そして、2つ目のポイントについてですが、英語のみ受講する場合は「その塾・予備校が英語に強いか」を見極めなければなりません。今回は英語に絞ってご提案させていただきましたが、これは科目が変わっても同じことが言えます。一般的な傾向としては、大手であればあるほど全科目を網羅的に、小規模であればあるほど一つの科目に絞って指導している印象を受けます。

しかし、お近くの進学塾や予備校の中からどこが英語に力を入れているか、どこなら英語が一番伸びるかなんてわかりませんよね。一つひとつ調べたらわかるかもしれませんが、正直非常に手間のかかる作業です。もしよろしければ、塾コンシェルジュが通塾可能範囲内で最も英語に強い塾を探して提案させていただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

 

まとめ

これまで「難関大学受験で最初に手をつけ始めるべき科目」について、実際の塾コンシェルジュの対応を踏まえながら紹介してきましたが、いかがでしたか?

3年間ないし2年間という時間はあっという間にすぎますので、もし間違った勉強をしているとライバルたちに大きな遅れを取ってしまいます。今回の記事がこれから受験勉強を始める高校生たちのお役に少しでも立てたら幸いです。

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