探究型学習塾ベースクールの特徴やコースを解説|子どもと大人の学び場

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
対象学年 小学1年生〜小学6年生
授業形態 集団授業、探究学習
塾タイプ 次世代教育
塾の規模 個人塾

東京都国立市にある「探究型学習塾ベースクール(以下ベースクール)」は子どもだけでなく大人も自由に出入りする学びの場です。

様々な人との出会いを大事にする独自の教育法とは一体なんなのか?

今回は特徴、教育方針、コースなどから、ベースクールの強さを分析したいと思います。

ベースクールの特徴

まずベースクールが様々な人との出会いを大事にする理由を分析するために、3つの特徴から確認してみましょう。

ベースクール3つのポイント
  1. 探究学習
  2. コスタディイングタイム
  3. 大人とのふれあい

探究学習

べースクールでは少人数グループでの探究型学習を実施しています。3ヶ月間で1つのテーマの企画から実行まで行います。期間は大きく3つのピリオドに分かれ、以下の流れで進みます。

  1. 設定ピリオド
    まずは生徒同士の関係づくりを行い、皆で話し合ってテーマの設定を行います。3ヶ月間一緒にテーマに取り組むには人間関係の構築は欠かせません。自分と他の子がやりたいことをどのようにしたら、折衷できるのかを考える必要があります。
  2. 探究ピリオド
    ここではテーマを掘り下げるために、様々な調査を行います。パソコンや本を使用するだけでなく、街に出てることもあります。実際に人と話したりモノに触れてみたりすることは、イメージを広げもっと学びたいという気持ちにつながるでしょう。ですのでベースクール以外の場所で学びが発展することがあると言えます。
  3. まとめ発表ピリオド
    学習結果をまとめ、発表を行います。発表方法は特に決められておらず、資料の展示やステージ発表、動画の上映など様々です。発表することで今までの振り返りを行う良い機会になるでしょう。そうして分かったことを次のテーマに活かすことで、さらに良いものを作ることができると言えます。

このようにテーマ決めから発表方法まで全て子どもが決めるので、主体性を持つことが求められるでしょう。正解のない問題に試行錯誤しながら学ぶ経験を積み重ねることで、分からないことを楽しむ気持ちや自ら学ぶ姿勢を育みます。

コスタディイングタイム

コスタディイングタイムとはいわゆる自習の時間ですが、1人ではなく生徒同士で学ぶことを指します。

講師が「これやってみたら?」などのきっかけを作ることで、学習内容を濃くすることができます。コスタディイングタイムの内容は、Youtuber体験、ボードゲーム作成などです。時にはプロフェッショナルを招きその業界や世界のことを聞いて、知見を深めます。

最初のきっかけを大人が作り、その後に子ども同士の学習が始まります。どのような子どもが、どのような興味を持つかは誰にも分かりません。今の時点で何かに興味があるかどうかに関わらず、未知なる世界を知って新たな興味につなげられるでしょう。

大人とのふれあい

子どもたちが普段出会う大人は学校や塾の先生など限られています。しかも彼らは基本勉強しか教えてくれません。しかし街には夢を追いかけている人、仕事と真剣に向き合う人、専門的な知識を深めている人など様々な人がいます。

そこでベースクールでは大人と出会う機会や話す機会を大切にしています。子どもの時に色々な大人と出会い話すことを通して、興味や考え方、働き方や生き方がどんどん広がっていくと考えているからです。子どもと大人が垣根無く交流する場として、ベースクールがあると言えるでしょう。

子どもは大人から刺激を受けるし、大人も子どもから学ぶことがあるでしょう。またそのような場が街に増えることで、街全体の活性化につながるでしょう。

ベースクールの教育方針

ベースクールは教育方針として「子どもと大人が遊ぶように学ぶ」を掲げています。

探究学習という答えのない問題に、子ども同士楽しみながら協力して学ぶ姿勢を身につけられるでしょう。ベースクールが子どもが育つ拠点となって、大人も集い会話を通してまるで遊んでいるように学ぶことができると言えます。

教科書や指示をする講師もいないので、子どもはのびのびと学びことができるでしょう。時には教室を飛び出して、地域の人と交流して理解を深めます。大人は子どもを見守るだけでなく対話に参加し、新たな視点を身につけることができます。このような点で、教育方針を体現しているでしょう。

ベースクールの合格実績

ベースクールは受験のための塾ではないので、合格実績などは公開されておりません。

ベースクールのコース

では、ベースクールのコースを確認してみましょう。

コース名 学年 内容
探究コース 小1〜小6 テーマ内容から発表方法まで全て自分たちで決めることができます。3ヶ月間、1つのテーマに取り組みます。
コスタディイングタイム 小1〜小6 自習の時間ですが、子ども同士で様々なことを学びます。何かを作ることもあれば、大人の話を聞くこともあります。

ベースクールの料金

では、ベースクールの料金を確認してみましょう。

コース名 学年 料金
探究コース 小1〜小6 6,000円/月
コスタディイングタイム 小1〜小6 無料

*探究コースのみ入塾金6,000円が別途かかります。

ベースクールの分析結果のまとめ

ベースクールがなぜ様々な人との出会いを大事にするのか?「特徴」、「教育方針」、「コース」などから分析を行いました。

結論、「子どもが主体性を持ち取り組む」ことが強みの秘訣だと言えます。1人で全てを行うわけではなく、子ども同士で協力して学習を進めていくので、講師からテーマが提示されることがなく、自分たちの興味関心を発展させていくことができるでしょう。また最後に発表を行うことで、学習の成果がわかりますし、失敗や成功を踏まえて次はこうしようと考えるようになるでしょう。

「様々な人と年齢関係なく関わりたい」「主体性を持って欲しいけど、すぐには1人では難しい」という方にオススメの塾だと言えます。

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