【学校教育をはみ出せ】K会が科学オリンピック出場者を量産できる秘訣は

【学校教育をはみ出せ】K会が科学オリンピック出場者を量産できる秘訣は
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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
対象学年 中学1年生〜中学3年生、高校1年生〜高校3年生
授業形態 集団指導塾
塾タイプ 受験:難関校向け
塾の規模 個人塾
本郷にある「K会」は生徒が興味を持った分野をどんどん深掘りできる河合塾系列の塾です。

会員が多数科学オリンピックで活躍しているK会は他の学習塾と何が異なるのか?

今回は、特徴、教育方針、合格実績などから、K会の強さを分析したいと思います。

K会の特徴

まず、K会会員が科学オリンピックで活躍できる理由を分析するために、特徴から確認してみましょう。

K会3つのポイント
  1. 東大生が作る理想のテキスト
  2. 受講に学年制限がない
  3. 対話のある授業

東大生が作る理想のテキスト

K会ではどの教科でもオリジナルテキストが使用されています。このテキストはk会の講師である東大と東大院の在・卒生が「学生時代にどんなテキストがあったら良かったか」を話し合って作られたものです。

受験に必要な内容だけではなく、学問全体を体系的に網羅しているテキストになっています。K会の卒業生が大学の講義でも使用するほど内容が充実しているにも拘らず、市販の参考書ほど厚くなく、学問の本質だけを抜き出したテキストと言えるでしょう。

大学範囲の内容が入っているテキスト、と聞くと難しい印象を受けるかもしれません。しかし、K会のテキストは初心者でも分かりやすいよう概略、定義、具体例の順にまとめてあり、その分野を初めて学ぶ生徒であっても理解できる構造になっています。

受講に学年制限がない

通常の塾では学年によって受講できるコースが決まっています。多彩なコースを売りにしている大手の塾であっても、学年によって受講できないコースは出てきてしまうでしょう。しかし、K会では「学びたいだけ学ぶ」を大事にしているので、興味と能力があればどのコースでも受講することが可能です。

入塾前には講師が面接を行い、本人の希望と学力からどのコースが適切なのかを確認します。学力に応じたコースに入るので、分からないところをしっかり潰していけば、ついていけなくなることはありません。

体系だった理解をするために、テキストの内容には高校生で学ぶ内容を大きく逸脱してる部分もありますが、授業中に理解できなかった部分は講師に相談すれば授業の前後で個別対応をしてもらえます。また、塾には大学の図書館に並んでいるような専門書が並べてあるライブラリーもあり、まさに学びたいものをとことん追求できる環境と言えるでしょう。

対話のある授業

K会では表層的な理解よりも思考プロセスを大事にしています。もちろん、表層的な理解であっても公式を覚えていれば大学受験は乗り越えられるのかもしれません。しかし、なぜその解答に至ったのかを大事にしなければ学問を体系的に理解することは不可能です。

K会の講師は授業中に生徒とやり取りを行うことで、生徒の思考過程を把握していきます。また、1クラス10人以下の少人数制であるため、授業の合間にいつでも質問できる雰囲気が作られています。

生徒からの質問への答え方も独特で、生徒の理解を深めるために質問を深掘りすることがあったり、生徒の関心がより深い内容にあるときは授業中でも少し脱線したりというように講師は生徒の好奇心を損なわない答え方をしていきます。生徒も講師への質問を行うことでその分野の奥深さを知ることができるので、学ぶ喜びを知れる授業と言えるでしょう。

K会の教育方針

K会は教育方針として「学問全域を意識した独自のカリキュラム」を掲げています。学問全体を網羅したオリジナルテキストや生徒の思考プロセスを大事にする指導はこの教育方針に則ったものだと言えます。

受講に学年制限がないことも意欲のある学生には学問全域を見て欲しいというK会の理念が窺えます。

このようにK会は、独自のカリキュラムに基づいてより専門的な知識を求めていける場と言えるでしょう。また、科学オリンピックで活躍している会員が多いことも深い学問を意識したカリキュラムの成果を示しています。

K会の合格実績

東京大学理科三類、東京大学理科二類、東京大学理科一類、慶応義塾大学理工学部など多くの難関大学に合格者を輩出しています。

残念ながら合格人数は公表されていないので、詳細が知りたい方はお近くの教室にお問い合わせしていただくようお願いします。

K会のコース

さて、K会では興味関心によってどのコースでも受講できると分かりました。では、実際にどのようなコースがあるのかについてまとめていきます。

数学 小学生講座 数学に興味がある小学生向けに発展的な内容を学んでいきます。
中高数学 K会1年目の生徒向けのコースです。2年間かけて中高で教わる範囲の数学を習得します。学習進度によっては編入も可能です。
現代数学 K会3年目の生徒、または高校数学について一通り学習が終わっている生徒が対象です。高校範囲の数学を専門的な視点から見直していきます。
中高数学・発展 K会3年目の生徒向けのコースです。中高の数学についてより深い理解をしていきます。
英語 K会1年目 中学1年生、中学2年生を対象としたコースです。アルファベットから始まり、環境学など専門性の高い読解にも挑戦していきます。
K会2年目 中学2年生、中学3年生を対象としたコースです。前置詞から始まり、英文法を完成させます。読解はより専門性が高くなります。
K会3年目 中学3年生以上を対象にしています。これまでに習った文法事項を確認しつつ、分量の多い読解にも慣れていきます。
K会4年目 高校生を対象としたコースです。医学をテーマとした英文の読解や英文での要約作成を行います。
K会5年目 K会4年目のプログラムを履修した生徒向けのコースです。英語でのディスカッションやミニ論文の作成などで英語スキルだけではなく、多くの知識を獲得していきます。
情報科学 ISⅠ コンピュータの操作からプログラミングの基本を学びます。最初に取り組むプログラミング言語はPythonになっています。
ISⅡ PythonとC++を学んだ経験がある生徒向けのコースです。アルゴリズムや機械学習などプログラムを実装する機会もあります。
物理 力学の初歩から始まり、物理学全般を体系的に学んでいきます。

 

K会の料金

K会の料金は、同業他社と比べると 高いと言えます。講座ごとにかかる費用は一律となっています。

入学金(税込) 25,000円
学費
(税込)
1学期 80,300円
2学期 80,300円
3学期 51,100円

 

K会の分析結果のまとめ

K会がなぜ科学オリンピックに強いのか?「特徴」、「教育方針」、「合格実績」から分析を行いました。

結論、体系だった学問が学ぶ環境が整っているからだと結論づけることができます。また、生徒の知的好奇心を育てる質問しやすい少人数制も高く評価できます。

料金面は他の大手大学受験塾に比べて高いですが、専門性の高い知識や思考力を高めるためには非常に有効な塾だと言えるでしょう。

 

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