英文読解入門基本はここだ!の使い方や参考書ルートを詳しく解説

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当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
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「英文読解入門基本はここだ!」は英文解釈をこれから学習する方や、英語長文に苦手意識がある方におすすめする1冊です。

難易度は基礎レベル、例題が50題と取り掛かりやすい量となっているので、時間をかけずに英文解釈をマスターすることができます。

しかし、「自分のレベルに合っているの?」「どんな風に進んでいくのか知りたい!」と疑問や不安をお持ちのあなたに、本記事では、「英文読解入門基本はここだ!」の難易度や使い方、参考書ルートを詳しく解説していきます。

英文読解入門基本はここだ!

「英文読解入門基本はここだ!」の現状学力→到達学力、分量、目安時間を一覧にしています。

自分の現在のレベルに合っているか、参考にしてみください。

どういう人向けか

文法は習い終えているが、英文解釈が初めての受験生

参考書名

「英文読解基本はここだ!」

現状学力→到達学力共通テスト4~5割→共通テスト7割以上(MARCH合格以上)
分量

例題:50題

目安時間

30分/1題×50題=25時間

比較的薄い参考書になるので、すぐに終わりますが1周だけでは知識は身に付きません2~3周回して確実に知識として身につけましょう。

注意点 最低限の文法は理解していることが必要!!

「基本はここだ」はあくまで、英語長文を読解するために必要な「英文解釈」の基本の参考書になります。ですから、中学校3年~高校1年生で習うような基本的な文法を理解していることが必要になるので、注意が必要です。

また、SVOCが全ての文に振られているわけではないので、構文把握については、別の参考書も併せて学習することが必要です。

・大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】

 ・大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本 音声ダウンロード付

・今井の英文法教室

これらの講義系参考書を用いると、より効果的に学習することができます。

特徴

英語長文の勉強に入る前に基礎をマスターできる

本書は「英文解釈」に特化した教科書となっています。

単語と文法をマスターしただけでは、英語長文を理解することは難しいです。英語長文に入る前には、英文解釈の知識が必要になってきます。

「英文読解基本はここだ!」では、英語長文を読解する上で重要な構文・間違えやすい文章がまとめられているので、本書で基礎を学んでから英語長文に入ることをおすすめします。

サクサクすすめる量

「英文読解基本はここだ!」は比較的薄い参考書で165ページになります。メインの例題も50題ですので、取り掛かりやすい量となっています。

長文英語に苦手意識をもつ方でも、短い例文を使って解説しているので、すんなりと学習に取り組むことができるでしょう。

「英文読解入門基本はここだ!」の参考書構成

こちらでは、「英文読解入門基本はここだ!」の構成ポイント3つをお伝えしていきます。

3つの構成ポイント
  1. 参考書自体が薄く、時間をかけずに学習できる
  2. 例文を通して講義形式になっているため、つまずきにくい
  3. 難易度順に並んでいるため、学習が進めやすい

「基本はここだ!」では、50題の例文を使って英文解釈に必要な基礎知識を学ぶことができます。

例えば英文解釈に必要な、準動詞と句の理解、動詞の型、節の役割などを、1~2つの例文を用いて、講義形式で進んでいきます。

また、難易度順位に並んでいるため、高校1年生レベルの授業に不安があるような方でも、最初から丁寧に問題を解いていけば、確実に英文解釈の基礎知識が身に付きます。

「英文読解入門基本はここだ!」の効果的な使い方

こちらでは、「英文読解入門基本はここだ!」の学習効率をUPするための効果的な方法を3つご紹介します。

「基本はここだ!」の効果的な使い方
  • 自分で和訳をし、その根拠を考える
  • 定期的に復習をする
  • You Tubeで西きょうじ先生の解説を聞く

ある程度単語や文法が固まって、本書の例文を和訳できるようになれば、講義を見る前に自分自身で和訳をしてみましょう。

和訳をする際は、単語の意味だけを解釈してなんとなく文脈を推測するのではなく、どうしてこのような和訳になるのか、根拠を考えていくようにするといいです。

英語長文が苦手な方は、この部分の作業が圧倒的に不足していますので、必ず和訳の根拠を意識してください。

間違えた箇所にはチェックを入れて、1週間後や1か月後に復習し、確実に自分の知識として身につけるようにしましょう。

【完全無料】YouTubeで、西きょうじ先生が解説している!

「基本はここだ」の著者西きょうじ先生は、代々木ゼミナールや東進の元講師でもあり、ベストセラー参考書をだしている先生です。

人気講師の西きょうじ先生が、無料のYouTubeで1つ10分~15分ほど講義を計79本も配信しています。

自学自習で不安を抱えている方も安心して、英語学習に取り組むことができます。

以下に西きょうじ先生の「英文読解基本はここだ」の解説講義を載せておきますので、参考にしてみてください。

西きょうじ先生の著書で、「基本はここだ」よりの上のレベルの参考書「ポレポレ 英文読解プロセス50」に関しても、YouTubeで無料講義がされています。

構文把握について単なる解説のみならず、「どうしてその解釈に至ったのか?」 といったプロセスを重視した講義になっています。

また、英文解釈において目指すのは「無意識下の構文把握」になるのですが、その辺りを重視して、ここまで丁寧に説明している参考書は他にはありません。

参考書では解説されていないような、細かい講義も動画内で説明されているので、英文解釈について不安に感じる受験生を徹底的にサポートしてくれます。

英文解釈のコツ

ここでは、英文解釈の意義からその目的、具体的な実践法まで紹介していきます。

英文解釈の目的

皆さんは長文読解の時にSVOCをつけていませんか。英文の構造把握をするのは何のためでしょうか。

英文解釈の目的は、英文を正しく理解して、設問を正しく処理することです。そのためには以下の二つのポイントが重要になります。

英文解釈で重要な2つのポイント
  • 意識下の構文把握
  • 無意識下の構文把握

意識下の構文把握とは、より正確な文章読解を行うために、明確な根拠を持って解答することです。もちろん、文脈を抑えることをしないと一文の正確な理解は不可能ですので、同時に文章全体を読み理解できることが一文を正確に読む支えになることも忘れないようにしましょう!

無意識化の構文把握とは、設問に関わるところ以外を文法的役割を特に意識することなく、左から右へ読解する力のことです。意識してできるようになったことを無意識でできるようになるためには、以下のプロセスがあります。

無意識下の構文把握力の訓練方法

まず初めに、中学レベルの文法を理解し運用面も不安がない状態で、簡単な英文解釈を十分に身に着けます。

そのうえで、無意識でできるようになるために長文読解、リスニング、音読などで定着させることが必要です。(これが目的なら、そのレベルにあった長文の参考書を選ぶべき。具体的には、構造把握がしっかりのっている長文の問題集。ハイパートレーニング1レベル別英語長文3・4

無意識下の構文把握ができているかの確認

特段考えることなく解けた問題でも説明が求められたら言語化して説明できる状態にあるかどうか

もちろん、すべて言語化して解け!なんてことではないです。

学習の5段階

これらのことを身につけるためには学習の5段階を意識することが特に重要です。自分がどの段階を学習しているか、意識して学習しましょう。

学習の5段階レベル
  1. 無意識的無能(知らないしできない)
  2. 意識的無能(知っていてもできない)
  3. 意識的有能(考えるとできる)
  4. 無意識的有能(考えなくてもできる)
  5. 無意識的有能に意識的有能(どこからでも教えることができる)

解釈の具体的なやり方

ここからは、英文解釈をするうえで具体的なポイント・手順を紹介していこうかと思います。

英分解釈をするうえで大切になってくるのは、まずは長文と同じように読むことです。模試やテストと同じような状況で読めるベストです。最終的には何かを参照せずに自力で読めるようになるのが目標です。ここで注意しておきたいのは、以下の3点です。

  • すぐに辞書を見る
  • すぐにSVOCをつける
  • 解答を丸写しする

何も助けがない状態で読んで、わからないながらも英文を読み解く訓練をしていないと未知の英文でも対処できる力が身につかなくなります。苦しんだ時間も今後に生きるので、逃げずに頑張ってほしいです。

具体的な手順としては以下のステップになります。

  1. 英文の全体像をつかむ
  2. SVOCを分析して、実際に訳す
  3. 辞書を使った上で、解答を修正
  4. 必ず最後に解答と比較音読(3回)

英文解釈の参考書比較

こちらでは、「英文読解入門基本はここだ!」と同レベル~上のレベルの参考書をご紹介します。

同レベルの参考書

参考書どういう人向けか特徴
入門英文解釈の技術70

入門 英文解釈の技術70

リスニング対策も一緒にしたい人

  • 問題のタイトルがよく、そのまま記憶して使える知識になる。
  • 見開き1ページで使いやすい
  • CDが付属しているので、音読もできる

ビジュアル英文解釈PARTⅠ

授業のような、取り掛かりやすい講義内容を求めている人
  • 豊富なイラストがあり、取り組みやすい(授業が見えるがコンセプト)
  • 会話形式で頭に入りやすい
  • 英単語が比較的簡単

「英文読解入門基本はここだ!」とは違った角度から英文解釈を学んでみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

上のレベルの参考書

参考書どういう人向けか特徴
ポレポレ英文読解プロセス50

「ポレポレ英文読解プロセス50

共通テスト9割以上→京大・外語大など英文解釈の難易度が高い所を目指す方
  • 「基本はここだ」の
    西きょうじ先生著書
  • youtubeで無料の講義が93本ある
  • どうしてその解釈に至ったのか、プロセスが詳細にある
基礎 英文解釈の技術100

基礎:英文解釈の技術100

共通テスト8割→東大・京大合格目指す方
  • 英文解釈の技術70のシリーズ。
  • ページ前半から後半へ向けて難易度が上がっていくので、無理なく取り組める。

ビジュアル英文解釈PARTⅡ

東大・京大を目指す方
  • ビジュアル英文解釈のシリーズ。
  • ビジュアル英文解釈PART1より格段にレベルが上がる。
英文解釈の技術100

英文解釈の技術100

東大・京大を目指す方
  • 英文解釈の技術シリーズで最も難易度が高い。

 

英文解釈教室

  • 東大・京大で高得点を取りたい方向け
  • 英語学習に時間的余裕があり、ライバルに差をつけたい方

 

 

  • 文構造の予測と、最適な解釈への修正をメインに解説
  • 文構造についてテーマ別で解説されている。

 

まとめ

今回は、「英文読解入門基本はココだ!」の使い方や参考書ルートを解説しました。

苦手な人が多い英語長文ですが、それは「英文解釈」の学習不足が原因に挙げられます。

単語と文法の理解で長文を読めた気になってしまいますが、得点に結びつきにくいので、「英文解釈」の知識をしっかりと身につけることが必要です。

代々木ゼミナールのトップ講師が解説する「英文読解入門基本はココだ」で、英語解釈を確実に自分の知識として落とし込んでいきましょう。

ですが、独学ではどうしても限度があります。

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高校1年生の朝重くん

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    • 通塾した感想やよかったこと
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