現代文が苦手ではないが難関大を目指したいなら、「現代文読解力の開発講座」がおすすめです。
難関大の入試問題から出展された問題は、高レベル。非常に詳しい解説も掲載されており、1冊終える頃には現代文が得意になっていることでしょう。スタスタ塾でもイチオシの参考書です。
この記事では、現代文読解力の開発講座のレベルや使い方を徹底解説。難関大を目指す方やレベルの高い参考書を探している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
現代文読解力の開発講座<新装版>
※自分に合った参考書選びの基準の一つになるのは「見開きで問題が半分以上わかるか」です。
参考書名 | |
現状学力→到達学力 |
|
分量 | 10題 |
目安時間 | 2h/題×10題=20h |
<注意点>最低3周はしよう
少なくと3周この参考書を繰り返すことをおすすめします。
答えを丸暗記するのではなく、自分の文章と模範解答を見比べて情報を整理すること。
特徴
応用的な読解力が身につく
本書は「問題編」と「解答・解説編」の2つに分けた構成になっています。
問題編では、現代文の論説問題を10問収録しています。主な内容は、有名私立大学の入試問題やセンター試験・東大の入試問題から出展されており、実践に近い形になっているのが特徴。各論説文には約100文字の要約の設問があり、現代文読解力を鍛えることができます。
解答・解説編は、講座のような形で掲載されています。解説は10ページ以上、多いものだと30ページにも及び、ボリュームたっぷり。現代文を学ぶ上で欠かせないポイントが散りばめられ、深く理解することができます。
難関大にも対応できるようになる
本書は、国公立および難関私大の入試問題から出典され、非常に高いレベルの読解力が身に付きます。問題は明治・上智・中央・東大・学習院など、ハイレベルなものが中心。
自分にできるのかと不安になるかもしれませんが、解説が非常に丁寧なため、やりこめば十分難関大に対応できる実力が身に付きます。諦めず読み飛ばさずに取り組めば、難関大合格も夢ではありません。
現代文読解力の開発講座の効果的な使い方
- 一通り自力で問題を解く
- 解答・解説を読み正解に至るまでの根拠を確認する
- 周は取り組む
まず初めは、自力で問題を解いてみましょう。初めは難しく感じるかもしれませんが、自分の分からない部分が浮き彫りになります。問題を解き終わったら、解答・解説を読んで、正解に至るまでの根拠を確認します。どこが間違っていたのかを確認し答え合わせをすることで、言葉や文章の意味を深く理解できます。
そして、本書は1周だけではなく、2周3周と繰り返し使ってください。2周目は、1周目よりも楽に問題が解けるはずです。3周繰り返せば、言葉や文章の意味を理解でき、完成度が高い状態になります。
なお、問題を解く際は1題あたり40分を目安にしましょう。答え合わせや解読の読み込みは、1~2時間を目安とし、理解に努めてください。
まとめ
この記事では、現代文読解力の開発講座のレベルや使い方を解説しました。
本書は問題が難しく解説も長いため、1冊終えるのが大変だと思うかもしれません。しかし、しっかり取り組み内容を理解すれば、難関大合格も視野に入るほど実力が付く参考書です。
難関大を目指す方や高レベルな参考書を求めている方は、現代文読解力の開発講座を使ってみてくださいね。
現代文の問題集を過去に解いていて、さらなるステップアップを目指したい人