シンギュラリティはいつ?2029年問題と2045年問題を徹底解説!

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
キーポイント

✔2045年問題:レイ・カーツワイル博士の論文や、ムーアの法則を根拠とする。

✔2029年問題:ディープランニングによってAI技術の進歩が加速していることを根拠とする。

✔正確な到来時期:諸説あり。来ないと主張する学者もいる。

昨今、AI(人工知能)技術の発展がめざましく、AIを活用した機器が私たちの生活のなかにも次々と導入されるようになりました。そのような中、シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉がしばしばメディアなどで話題になっています。シンギュラリティとは一体何なのでしょうか?

当記事ではシンギュラリティの概要や到来時期などについて解説しています。それを知ることによって、これからどのような未来がやってくるのかが分かるのでぜひチェックしてみてください。

シンギュラリティとは?

人工知能研究においてシンギュラリティという言葉は、2005年にアメリカの発明家であり人工知能研究の権威であるレイ・カーツワイル博士が提唱したものです。

シンギュラリティの概要

レイ・カーツワイル博士は未来予測の一環としてシンギュラリティという言葉を自身の著書のなかで述べました。その意味は、AIが人類の知性を超越する「技術的特異点」というものです。特異点とは主に数学や物理学で用いられる用語なのですが、既存のルールが通用しなくなる分岐点のことを指します。

昨今、日本社会においても、自動車の自動運転や掃除ロボットほかAI技術を活用した機器が導入されはじめており、それは加速度的な広まりを見せています。AIは自らで仮説を立てスーパーコンピューターが検証を行うことで学習することで進歩を重ねていきます。

AIがこのまま進化していけば、ある技術的特異点において、AIの知性が人類の知性を上回ることになります。その特異点がシンギュラリティというわけです。シンギュラリティが到来したら、AIは単純作業のみならず人間の知的活動も行うようになり、社会が大きく変わると予測されています。

なお、AIの知性が人間の知性を越えることによって、ゆくゆくはAI人間を支配する時代が来るかもしれないことを懸念している研究者もいます。例えばスティーブン・ホーキング博士は「完全な人工知能の開発は人類の終わりをもたらす可能性がある」と警告しています。

シンギュラリティが到来すると、AIの進化について人間が予想できる範囲を凌駕するため、そもそも制御することができなくなる可能性があるということです。その意味で、あくまでも可能性としてですが、自発的に人類を排除しようというプログラムをAI自らが組むことも考えられなくはないというのです。

いつ来るのか?

シンギュラリティがいつ到来するのかについては諸説があります。到来しないと主張している研究者もいますが、到来すると主張する研究者は大まかに2045年問題2029年問題について議論を重ねています。

2045年問題

シンギュラリティの到来時期については2045年前後ではないかと長らく考えられてきました。それはレイ・カーツワイル博士が2005年に著書「The Singularity Is Near:When Humans Transcend Biology」のなかで、シンギュラリティが起こる地点は2045年前後だと予測したことにあります。

レイ・カーツワイル博士は当時における科学技術の発展をふまえ、人類全体の計算能力をAIが上回るのが2045年であろうという計算結果を導きだしました。その上で2045年頃には人工知能が生活インフラとして定着することを予想したのです。そのことによりシンギュラリティ到来は2045年前後だろうと考えられるようになり、2045年問題という言葉が語られるようになったのです。

また、インテル創業者のひとりであるゴードン・ムーア氏によるムーアの法則も2045年問題を裏付ける根拠のひとつとされています。ムーアの法則とは半導体の集積率が18か月で2倍になるという法則です。この法則をもとに計算すると2030年頃にはひとつのチップがひとりの人間の脳レベルに達し、2050年頃にはひとつのチップで全人類の脳の速度が実現するだろうとされています。

到来時期が早まった?

レイ・カーツワイル博士がシンギュラリティについて言及しはじめた当初、シンギュラリティ到来は2045年前後だろうと考えられていました。ところが近年、それよりも16年早い2029年前後に到来するのではないかとも考えられるようになってきました。それがいわゆる2029年問題です。

どうして2029年問題が浮上したのかというと、レイ・カーツワイル博士は2017年に自著のなかで、脳科学とAIが融合することで2029年に人間と同レベルのAIが登場するだろうといった趣旨のことを示しているからです。

なぜ早まったのか?

どうしてシンギュラリティ到来2029年説が生まれたのかというと、2005年時点でAI技術の進化が予想以上に急速に進んだということが要因のひとつとして考えられています。

これには2000年代からはじまったインターネットの世界的な普及が関係しています。AIが進化をするためには、ディープランニングと呼ばれる高次処理を行うための機械学習方法が欠かせません。

インターネットが普及し始めた当初はそもそもインターネット上に蓄積されているデータ量が少なくAIにとってディープランニングは困難でした。

ところが2000年代よりインターネットが世界に一気に普及し、インターネット上に膨大なデータが蓄積されました。そのことでAIにとってディープランニングが容易になりAI技術が目覚ましく進歩することにつながったのです。

まとめ

ここまでシンギュラリティの概要や到来する時期についてなどについて述べました。シンギュラリティの到来時期については諸説があり、2045年問題2029年問題が主に議論されています。

いずれにしてもシンギュラリティの到来によって、私たちをとりまく生活環境や仕事のありかたは大きく変化するでしょう

以上、シンギュラリティについて疑問をお持ちだった方のお役に立つことができれば幸いです。なにか気になることがあればコンシェルジュにお気軽にご相談ください。

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