授業形態 集団指導塾、個別指導塾
塾タイプ 受験:難関校向け
塾の規模 大手塾
国際系の大学・学部に強い「トフルゼミナール」はどのような授業を展開しているのか?
今回は、特徴、合格実績、教育方針などからトフルゼミナールの強さを分析したいと思います。
目次
トフルゼミナールの特徴
まず、トフルゼミナールが多数の難関大学合格者を輩出できる理由を分析するために特徴から確認をしてみましょう。
- 「本物の英語力」を育む
- 少人数授業or個別指導が選べる
- 東京外大、上智、ICUに強い
「本物の英語力」を育む
近年、大学入試制度の見直しによって、今までの知識偏重型の入試問題から多面的な能力を判断する入試問題へとシフトしています。そのため選択問題などの単純な問題だけではなく、記述問題などの実践的な英語力を試す問題も導入されるようになりました。
また「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を必要とする資格試験(TOEFLやTEAPなど)を利用して出願できる大学も増えていることから、「総合的な英語能力」の必要性が高まっていることがわかります。
トフルゼミナールは生徒の能動的な学習を目指すアクティブラーニングによる4技能教育を行い、「本物の英語」を目指します。「本物の英語」とは、受験用の英語力にとどまらず、大学入学後の高度な教育で通用し、社会で活躍できる英語力を意味します。
高い目標に設定されている「本物の英語力」は他の受験生を突き放す圧倒的な得点源となり、お子様の将来を切り開いていく武器になるでしょう。
少人数授業or個別指導が選べる
トフルゼミナールでは、科目によって集団授業か個別指導を選択することができます。集団授業と言っても、クラスの定員は10~15人の少数で構成されます。
- 「集団授業」-活発な質疑応答や意見交換ができる少人数ゼミ形式の授業です。この形式ではコミュニケーション能力や表現する力でが鍛えられるので、特に英語学習におすすめです。クラスは志望校別に分かれているので、同じ志望大学の生徒と競い合いながら学ぶことができます。
- 「個別指導」-個別指導は生徒と講師が1対1で行う「完全個別指導」を採用しています。厳しい採用基準で選ばれた大学生講師による「カレッジ個別」とプロの講師による「プロフェッショナル個別」が選択可能です。個別指導は苦手な科目の対策や、推薦入試などの志望理由書や小論文、課題作文の対策のために有効です。
なお集団授業と個別指導の両方を利用するハイブリッドな受講の仕方も可能です。得意な科目は集団で、苦手な科目はみっちり個別で学ぶ。トフルゼミナールには、多様な学習方法が選択できる環境が用意されています。
東京外大、上智、ICUに強い
東京外大や上智大学、ICUなどの英語に力を入れている大学の入試では、受験生の中でも特出した英語能力が求められます。
トフルゼミナールでは志望校別のカリキュラムを組むことができます。上記の大学だけでなく早稲田大学国際教養学部や慶應大学、国際教養大学専用のカリキュラムも用意されており、大学ごとの問題形式に特化した対策が可能となっています。
これらの大学への合格者数は、下記の合格実績を見ると一目瞭然です。上智大学国際教養学部に至っては、毎年トフルゼミナールの生徒が合格者の大部分を占めています。トフルゼミナールは上智大学国際教養学部などの国際系大学・学部に圧倒的な強さを誇っています。
トフルゼミナールの教育方針
トフルゼミナールは「言語は未来を拓くー創造する言語教育ー」を教育方針として挙げています。”拓く”という言葉には二つの意味が含まれています。
一つに、個人の可能性を拓くことです。言語習得というのは言うなれば「生きていく世界を構築し、自己のアイデンティティを形成する」ことです。この言語習得のプロセスで「深い思考力」と「広い視野」を養うことにより、個人の生きる可能性を拡大させることができます。
二つに、未来の世界の可能性を拓くことです。言語学習で得たコミュニケーション能力と思考のロジックは、「真の国際人」として未来の社会の可能性を拡大する助けになります。
トフルゼミナールは言語教育を通じて、個人と社会の可能性を広げることを目標としています。この教育方針の実現には3つのスキルが不可欠だと主張しています。
一つ目は「テスト・スキル」です。これは入試、英語の検定に合格するための能力です。言語学習の主要な動機には、進学、就職、昇進といった具体的な目標があり、達成のためには入試や資格試験に合格する必要があります。トフルゼミナールは、1人ひとりの目標達成のサポートをすることを重要な使命として捉えているようです。
二つ目は「ランゲージ・スキル」です。大学入試で英語の試験がより多様化したり、上智大学などの英語を重視する大学は英語の配点を高めていたりと、英語を重視する風潮があります。入試を突破するための「テスト・スキル」の基盤になるので受験生に必要なスキルと言えます。
三つ目は、「ヒューマン・スキル」です。言語学習の最終目標は進学や就職ではなく、より高次の目標へと繋がっていきます。英語を学ぶことによって得た論理的思考力とコミュニケーション能力をもとに、そうした高次の目標を達成していく能力をヒューマンスキルと呼んでいます。ここには英語学習の最終地点を進学や就職ではなく、生徒の人生とその人が属する社会的共同体の貢献につながってほしいというトフルゼミナールの願いが込められています。
この3つのスキルを満遍なく育てていくことで言語学習が有意義になるとトフルゼミナールは主張し、どの段階の学習者でもバランスよく高めていける授業を提供しています。このような確固たる言語教育の哲学を持つトフルゼミナールの英語学習は「本物」だと言えるでしょう。
トフルゼミナールの合格実績
ここまでトフルゼミナールの強さの秘訣をお伝えしてきましたが、実際にどれほどの合格者を輩出しているのか2019年最新の大学受験の実績を確認してみましょう。
2019年最新|トフルゼミナール大学受験の合格実績
学校名 | 合格者数 |
上智大学 | 380名 |
早稲田大学 | 231名 |
慶應義塾大学 | 118名 |
国際基督教大学(ICU) | 80名 |
東京外国語大学 | 71名 |
国際教養大学(AIU) | 22名 |
立教大学 | 152名 |
法政大学 | 105名 |
青山学院大学 | 112名 |
明治大学 | 86名 |
中央大学 | 84名 |
学習院大学 | 42名 |
関西学院大学 | 65名 |
立命館大学 | 46名 |
学校名 | 合格者数 |
同志社大学 | 34名 |
関西大学 | 14名 |
獨協大学 | 57名 |
明治学院大学 | 43名 |
成城大学 | 15名 |
成蹊大学 | 11名 |
津田塾大学 | 47名 |
東京女子大学 | 32名 |
日本女子大学 | 22名 |
学習院女子大学 | 20名 |
関西外国語大学 | 12名 |
立命館アジア太平洋大学 | 88名 |
その他国公立大学 | 45名 |
2018年|トフルゼミナール大学受験の合格実績
学校名 | 合格者数 |
上智大学 | 388名 |
早稲田大学 | 212名 |
慶應義塾大学 | 114名 |
国際基督教大学(ICU) | 90名 |
東京外国語大学 | 64名 |
国際教養大学(AIU) | 21名 |
立教大学 | 177名 |
法政大学 | 130名 |
青山学院大学 | 101名 |
明治大学 | 88名 |
中央大学 | 61名 |
学習院大学 | 56名 |
関西学院大学 | 42名 |
立命館大学 | 31名 |
学校名 | 合格者数 |
同志社大学 | 24名 |
関西大学 | 7名 |
獨協大学 | 58名 |
明治学院大学 | 46名 |
成城大学 | 19名 |
成蹊大学 | 13名 |
津田塾大学 | 52名 |
東京女子大学 | 32名 |
日本女子大学 | 31名 |
学習院女子大学 | 12名 |
関西外国語大学 | 6名 |
立命館アジア太平洋大学 | 72名 |
その他国公立大学 | 26名 |
また、公式サイトにAO推薦入試の合格実績や英語で授業をする大学、海外の大学の合格実績も掲載されているので、気になる方は公式サイトをご覧ください。
トフルゼミナールのコース
トフルゼミナールが上智、ICU、東京外大などの難関大学に多数合格者を輩出していることは合格実績を見ると歴然です。では、実際にトフルゼミナールではどのような授業を提供しているのか。中学生、高校生の順にコース別で確認しましょう。
トフルゼミナール中学生向けのコース
高校留学プログラム | 海外の高校へ留学を考える生徒向けのコース。同年代の生徒が世界中から集まる米国・英国のボーディングスクールへの留学プログラムのために、必要な英語力を身につけることができます。 | ||
慶應N.Y.学院進学コース | 慶應ニューヨーク学院への進学を目指す人のための専門講座です。講義形式の授業だけでなく、ディスカッションを通じたプレゼンテーションやスピーチをする授業も行われます。 | ||
帰国生の高校入試対策 | 帰国生に向けたコースで、大学進学を見据えた日本の高校の入学試験対策に対応しています。英語力を武器にしたAO入試から国内一般生と同等の学力を要求する高校の入試対策まで、志望高校の入試形態に適した対策ができます。 | ||
帰国生の英語力保持 | 帰国生に向けたコースで、海外で養った英語力の維持を目的としています。ネイティブ講師による授業でコミュニケーション能力を養成しながら、帰国生が苦手とする英文法や正確な読解力の強化を図ります。 | ||
中高一貫校生の総合英語 | 中高一貫校に在籍する中学生を対象とした、実践的な英語力強化のためのコースです。早いうちから各種英語検定試験の対策も可能です。通常カリキュラムに加え、海外での語学研修プログラムを追加することができます。 | ||
大学受験準備プログラム | 大学進学を見据えた大学入試の早期対策コースです。高校の英語学習にも自信をもって取り組めるように英語力を磨きます。国内の難関大学と国際系・海外の大学の対策が可能です。 |
トフルゼミナール高校生向けのコース
トフルゼミナールでは、生徒の志望大学に合わせて多数のコースが用意されています。志望校別コースの開講科目の詳しい情報が知りたい方はトフルゼミナールのサイトをご覧ください。
高1生 | 高校1年生のコースは難関大学突破のための実力養成、早期の英語力強化、国内・海外の総合英語プログラムの受講を目的に開講されています。主に受験勉強の基礎作り、英語の4技能(読む、書く、聞く、話す)の全般的な強化、高度で実践的なリーディング・リスニング・英会話を行います。
開講科目 |
高2生 | 高校2年生は志望大学コースの必修科目と選択科目から授業を選択します。志望校別のコースは早慶上智、難関国公立、ICU、早稲田国際教養学部、GMARCHの5つがあります。AO・推薦入試コースでは生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムを編成し、早期に受験プランを明確にして対策を行えます。なお忙しい高校生でも週1で通えるカリキュラムが用意されています。
開講科目 |
高3生 | 高3生の授業はコースの多さが魅力的です。志望大学別の13コースから選択し、各大学の問題形式に合わせた実践的な対策ができます。理系向けの英語コースでは、理系の学生が苦手とされる英語を強化することで他の受験生と圧倒的な差をつけることができます。
開講科目 |
トフルゼミナール既卒生向けのコース
既卒生必修コース | 既卒生は、志望校別に分かれた10コースのうちから必修として1つ選びます。英語は、生徒の志望校に合わせて読解力・記述力の強化、他科目は基礎知識の習得から問題演習による得点力の強化など、実践的なトレーニングを積むことができます。各コースの詳しい情報が知りたい方は、こちらをご覧ください。 |
AO入試併願コース | このコースでは一般入試に加えてAO推薦入試の併願を利用するコースです。意外にも既卒生がAO入試で受験できる大学は多数存在します。前期(4~7月)、夏季(7~8月)、後期(9月~)の3部構成で、一般入試の試験勉強をしながらAO入試の対策を行います。
AO入試対策コース一覧
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ハイブリットコース | 上智大学国際教養学部には、入学試験を行わず書類選考だけで合否が決まる独自の入試制度を設けています。書類選考の中で求められるのは、TOEFL®TestとSAT®Testの目標スコア突破と出願動機をアピールする英文のEssayです。例年、トフルゼミナールは上智大学国際教養学部に入学する日本人学生の約半数を輩出している実績があります。ICU・慶應SFCの併願で受験のすることも可能です。 |
選択科目の紹介 | 上記のコースの他に選択科目を取ることができます。必要に応じて英国数の3科と歴史公民科目を追加することができ、実践練習を希望する生徒のためにテスト演習科目も用意されています。またTOEFL・TOEICの対策もピンポイントで行うことができ、早稲田・慶應大学AO入試を併願で受けるためのセット科目も受講することができます。 |
トフルゼミナールの料金
トフルゼミナールのコース料金は公表されていないため、詳しい料金を知りたい方は、お近くの教室にお問い合わせください。
トフルゼミナールの分析結果のまとめ
トフルゼミナールがなぜ難関大学に多数の合格者を輩出できるのか?「特徴」、「教育方針」、「コース」から分析を行いました。
結論、重要科目である英語で他の受験生に差を付けられるからだと言えます。トフルゼミナールの質の高い英語教育はAO入試やTEAP・TOEFLなどの資格試験にも通用するので、英語力を武器に様々な形式の入試を乗り越えることができるでしょう。
難関校への合格を望むのならば、トフルゼミナールに入塾することは非常に的確な一手と言えます。