2024年英検®がリニューアル!変更点を解説!受験するなら今がチャンス!

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。

英検3級〜1級の試験がリニューアルされます。

変更時期は、2024年度第1回以降(2024年5月下旬)です。

この記事では具体的な変更点と対策をご紹介します。

英検3級

3級リニューアル前2024年度第1回以降
試験時間50分65分
リーディング変更なし
ライティング1題
意見論述
2題
意見論述

Eメール問題
リスニング変更なし
スピーキング変更なし

英検3級の大きな変更点は、ライティングです。試験時間は、50分から65分になります。具体的には、Eメールの問題が追加されてライティングの問題が2題になります。

Eメールを返信する形式なので、まずはメールを読み、理解することが必要となります。その上で、問題の指示に従い、返信用のEメールを書きます。以上から、ライティングの問題ではあるが、リーディングの力が試されるため難化と言っていいでしょう。

英検3級のサンプル問題では、2つの質問に対して、答えるという内容でした。語数の指定は、15〜25wordsです。また、返信文として対応していない場合は、0点となることがあります。Eメールのライティング問題を通して、コミュニケーション能力を測るものになると言えるでしょう。

英検3級は、中学受験や高校受験での優遇も多いのが特徴です。リニューアルによって、難化することが予想されるので、受験を考えている人はリニューアル前に受験することをおすすめします。

英検準2級

準2級リニューアル前2024年度第1回以降
試験時間75分80分
リーディング37問一部削減
ライティング1題
意見論述
2題
意見論述

Eメール問題
リスニング変更なし
スピーキング変更なし

英検準2級の大きな変更点は、ライティングの問題が2題になることです。また、リーディングは一部削減となります。時間は、75分から80分に変更になります。

準2級のEメールのサンプル問題では、1つの質問があり、1つの質問に答える。さらに下線部に対して2つの質問をする内容でした。語数の指定は、40〜50wordsです。 また、返信文として、対応していないと判断されると0点となります。そのため、問題をよく読んだ上で理解して書く必要があるといえるでしょう。

指定された語数を満たすために、内容を膨らませたりといったテクニックも取りにくいものになります。英検準2級のライティング問題は、Eメールを受け取る側が、どう読み理解するかも想像して回答をつくる必要があると言えるでしょう。

英検準2級は、中学受験や高校受験、大学受験での優遇も多いのが特徴です。リニューアルによって、難化することが予想されるので、受験を考えている人はリニューアル前に受験することをおすすめします。

英検2級

2級リニューアル前2024年度第1回以降
試験時間変更なし(85分)
リーディング38問一部削減
ライティング 1題
意見論述
2題
意見論述

要約問題
リスニング変更なし
スピーキング変更なし

英検2級の大きな変更点は、ライティングの問題が2題になることです。また、リーディングは一部削減となります。時間は、75分から85分に変更になります。

英検2級から要約問題が出題されます。サンプル問題では、154wordsの長文を読み、45〜55wordsの英語にまとめると言った内容でした。つまり、1/3程度にする必要があります。

要約問題は、英語長文を読み理解することが必要になります。つまりライティングの問題ではあるが、リーディングの力も試されると言えます。その上で、文脈を理解して、自分の言葉で説明できる必要があります。そして、正しく伝わる英語で書く必要があります。

対策方法としては、英語の長文を読んだ際に、日本語で要約をつくる習慣をつけることが有効です。その上で、自分で作った日本語の要約を英語にしやすいやさしい日本語にして、それを英語にすると言った勉強を続けるといいでしょう。

英検2級は、中学受験や高校受験、大学受験での優遇も多いのが特徴です。リニューアルによって、難化することが予想されるので、受験を考えている人はリニューアル前に受験することをおすすめします

英検準1級

準1級リニューアル前2024年度第1回以降
試験時間変更なし(90分)
リーディング41問一部削減
ライティング1題
意見論述
2題
意見論述

要約問題
リスニング変更なし
スピーキングイラストについての
ナレーション
Question No.1~4
No.4に話題導入分を追加

英検準1級の変更点は、ライティングが2題になることです。要約問題は、英語を英語で要約する形式となります。リーディングは、41問から一部削減となります。スピーキングに関しては、No.4に話題導入分が追加されます。

英検準1級のサンプルの要約問題は、188wordsの長文を読み、60-75wordsにまとめるといったものです。つまり、内容を1/3程度にする必要があります。問題文の指示は、英検2級は日本語でしたが英検準1級では、英語での問題の指示となっています。内容も英検準1級は、社会性の高いものが出題されています。

スピーキングのNo.4に話題導入分が追加されます。話題導入分の追加により、リスニングの力がより必要になってくると言っていいでしょう。対策方法としては、シャドーイングを通して、英語を理解するスピードを上げ、リスニングの力を伸ばしておくことが有効になるでしょう。

英検準1級は、中学受験や高校受験、大学受験での優遇も多いのが特徴です。リニューアルによって、難化することが予想されるので、受験を考えている人はリニューアル前に受験することをおすすめします。

英検1級

1級リニューアル前2024年度第1回以降
試験時間変更なし(100分)
リーディング41問一部削減
ライティング1題
意見論述
2題
意見論述

要約問題
リスニング変更なし
スピーキング変更なし

英検1級の変更点は、ライティングが2題になることです。リーディングは、41問から一部削減となります。スピーキングに関しては、No.4に話題導入分が追加されます。

英検1級のサンプル問題では、310wordsの英語長文を読み、90-110wordsの英語で要約を書くというものでした。内容は、社会性の高いものが出題されているので背景知識があると内容の理解がしやすくなるでしょう。普段から、英語のニュース記事を読むことで、社会性の高いテーマに関しても対応しやすくなるでしょう。

英検1級は、大学受験での優遇も多いのが特徴です。リニューアルによって、難化することが予想されるので、受験を考えている人はリニューアル前に受験することをおすすめします。

まとめ

この記事では、英検が具体的にどう変わるのかを紹介しました。変更は、2024年度第1回以降です。逆に言えば3月までは、今までと同じ形式の試験を受けることができます。大学入試や高校入試で優遇されることも多いのが英検です。リニューアル後は、総じて難化することが予想されますので、英検が必要な人は、リニューアル前に受験することを強くおすすめします。

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参考記事
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2023/pdf/20230706_info_eiken.pdf

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