【資格検定試験】GTECの特徴やメリットを解説|英語4技能

【GTEC編】入試英語に資格・検定が使える?|英語4技能
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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
キーポイント

✔️GTECはベネッセが作成した英語の資格検定試験。

✔️日本の英語教育を念頭において問題が作成されるため、他の資格検定試験よりも問題に馴染みやすい。

✔️特徴は、中高生対象の試験の受験料が比較的安いこと。

激しく変化していく時代に対応できる人材を育成するために、2020年度から本格的な「教育改革」がスタートします。その中でも大学入試の変化は高校生のお子さんを持つ保護者の方には気になるところでしょう。

この記事では受験者数が多いGTEC試験の特徴や、入試でどのように使えるかを解説します。2020年度からの試験で英語の扱いがどのように変わるか気になっている人や、GTECのことを知りたい人は参考にしてください。

2020年度から大学入試の英語が変わる

これまでのセンター試験ではリーディングが8割、リスニングが2割の割合で出題され、読む力をメインに測っていました。2020年度に始まる大学入学共通テストでは、配点がそれぞれ100点となり、リスニングは試験時間が60分に延長されます。ですので、リスニング対策にも力を入れなくてはなりません。

また、2019年11月1日に文部科学省が、英語民間試験の導入を見送りました。しかし見送ったからと言って、英語4技能が必要ないわけではありません。一部の大学学部の入試では、大学が指定する資格検定試験のスコアが必要なものもあります。

そして、これから国際化がますます進展する中で「使える英語」が求められていきます。国際社会で活躍する人材になるために、英語4技能を学ぶことは決して無意味ではないのです。

GTECの大学入試での使われ方

4技能を測る資格検定試験の中でもメジャーなものが、ベネッセが提供するGTECです。1998年にスタートした試験であるGTECは、2017年度には中学生・高校生対象の年間受験者数が100万人を突破しました。多くの大学や短大の推薦・AO入試などで既に活用されています。

GTECは大学入試において、実際にどのように使われていくのでしょうか?見ていきましょう!

大学入試で各大学が活用!出願資格になる学校も

資格検定試験の活用方法は、学校によって違います。ここでは、国立大学を例にGTECなどの民間試験の使われ方を見ていきましょう。

出願資格として活用する方法と、点数化して大学入学共通テストの結果に加点する方法をとる大学が多くなる予定です。他にも独自の使い方をする大学があるなど、対応に個性が現れているのも特徴と言えるでしょう。

全ての大学が資格検定試験を使うわけではなく、活用しないことを表明している大学もあります。

志望大学の対応を調べよう

資格検定試験を利用する大学もあれば、利用しない大学もあることが分かりました。大切なのは、自分が志望する大学でどのように使われるか、そして求められるレベルはどの程度なのかを知ることです。

出願資格で使われる場合には、指定された英語レベルを突破していなければ受験することすらできません。他の教科がいくら得意でも、英語が苦手なことによって受験できない事態も発生するのです。

そして、各大学では有効な資格検定試験の証明書の期限を定めているところもあります。たとえ今受験生でなくても、情報収集をして備えておくことは重要です。

GTECはどんな試験?

GTECにはどのような特徴があるのか見ていきます。

GTECの特徴を解説!4技能をバランスよく測定

GTECには、小学生~中学1年生向けのGTEC Junior、中学生・高校生向けGTEC、大学生・社会人向けGTECの3カテゴリーが用意されています。中学生・高校生向けのGTECでは年間100万人以上が受験するなど、認知度の高い試験だと言えるでしょう。

GTECの問題は学習指導要領を参考にして作成されています。そのため他の資格検定試験よりも、学校授業の内容との接続が上手くいきやすいと言えるでしょう。

また「使える英語」の視点を大事しており、実際に英語を使う場面を想定した出題形式を取っているのも特徴です。

これからの社会で求められていく4技能をバランスよく測定できる試験だと言えるでしょう。

GTECを選ぶメリット

GTECは日本の民間企業であるベネッセが一貫して行う英語の資格・検定試験です。日本の英語教育を念頭において問題が作成されるため、生徒は他の資格検定試験よりも問題に馴染みやすいのがメリットの一つと言えるでしょう。

また、年間の受験者数は100万人を超えており安心感があるのも魅力です。受験者数が多い分、試験に関する情報を得やすいのも嬉しいですね。

GTECは比較的料金が安い

英語4技能を測定する資格検定試験は、TOEICなどの限定的な能力を測る試験に比べて受験料が高い傾向にあります。ただでさえ大学受験はお金がかかるのに、さらに高い受験料を払わなければならないのは経済的な負担を増加させることになるでしょう。

GTECなら、中学生、高校生対象の試験の受験料は6,700円程度と比較的安いのが特徴です。費用を抑えられるのはGTECのメリットの一つと言えるでしょう。

まとめ

2020年度に大学入試の方式が変更されます。従来のセンター試験の代わりに大学入学共通テストが行われることで、大きく変わるのが英語です。

導入が見送られたこともあり、大学の対応は様々です。出願資格として使われる場合や、大学入学共通テストに加点する形で使われる場合などがあります。受験する大学での資格検定試験の扱いを調べて早めに対応することが大切です。

4技能の資格検定試験の一つであるGTECは年間の受験者数が多く、既にAO入試などでも使われている試験です。大学入学共通テストやGTECのことをこまめに調べて、ミスがないよう慎重に手続きを進めたいところですね。

またGTECにも対応できるような英語4技能を伸ばしてくれる塾をお探しでしたら、是非スタスタLIVEの先生にご相談ください。

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