【全国】国立から私立まで|AO入試を取り入れている人気大学一覧

【全国】国立から私立まで|AO入試を取り入れている人気大学一覧
キーポイント

✔️現在、AO入試を導入している国公私立大学は569校。(平成30年度 文部科学省調べ)
✔️AO入試を行なっている人気大学を列挙。
✔️第1志望大学、やりたいことが明確な人はAO入試を活用すべき。

「AO入試はどの大学でおこなっているの?」など、AO入試に関する疑問を持っている学生や先生、保護者の方は少なくないと思います。

学力だけで合否が決まらないAO入試を受けることで、志望校に合格するチャンスを増やすことができ、受験生にとってメリットも多いです。

そこで今回は、AO入試を取り入れている大学・学部・学科の一覧をご紹介します。メリットだけでなくデメリットについても解説するので、参考にしてみてください。

AO入試とは?

AO入試とは、アドミッションズ・オフィス入試の略称です。大学が求めている「学生」や「能力」に合わせた人物を選抜するための入試制度です。アメリカ由来の入試制度であり、近年は日本の大学でも採用されています。

AO入試の出願方法と選考方法

AO入試の出願時には、志望理由書や評定書など、大学が指定したいくつかの書類を提出します。志望理由書は、「なぜその大学を希望しているのか」という内容を記載したエントリーシートになります。これはAO入試の一次選考である書類選考で重要になるため、しっかりと記入することが必要です。評定書や他の必要書類は、高校の成績や保有資格などを証明する書類となります。

AO入試の選考方法は、主に面接と小論文、グループディスカッションです。選考を通して、専門分野に関する知識を問われるケースも多いです。国立大学のAO入試では、大学入試センター試験を受ける必要がある場合もあります。基礎学力を担保するために学力試験を課す大学もありますが、大学での勉強意欲を図るためにも専門知識に関する試験が実施する大学があります。

選考の流れは、最初に提出した志望理由書などの書類による「書類審査」が行われます。その審査に通過すると、面接や小論文などの二次選考に進みます。二次選考では、大学への適性や意欲、人柄などを判断されます。

AO入試のスケジュール

AO入試のスケジュールは大学によっても異なりますが、6月から出願を受け付けている大学が多いです。推薦入試や一般入試など、他の入試方法よりも出願が早いという特徴があります。

試験は10月頃から始まり、合格発表は選考から2~4週間程度で行われます。合格した場合、入学手続きの締め切りが2週間程度となっているため、期日に注意して手続きをする必要があります。

一般入試と何が違うの?

AO入試と一般入試の大きな違いは、試験の内容です。

AO入試の試験内容は、主に小論文です。部活や校内活動など、高校生活での取り組みが判断基準となります。さらに志望した理由や面接などを通して、人柄や大学での勉強意欲が重要となります。学力ではなく「大学へ進学した際のやる気」や「優れた能力」により選考が行われるのです。

一方、一般入試では決められた科目の試験を行い、その成績によって合否が決まります。つまり判断基準は成績ということです。

他にも学生の合否を決める基準を大学が独自に決められる点は、AO入試の特徴であると言えます。

さまざまな推薦入試と何が違うの?

推薦入試には、公募制や指定校などの種類があります。AO入試と推薦入試の大きな違いは、「入試に出願できる条件」が異なります。

AO入試は、基本的に誰でも出願が可能です。大学が求める人柄や才能を見極めるための入学試験が実施されます。

一方で推薦入試は出願するためには条件があり、基本的には高校の推薦が必要です。指定校推薦では、出願を受け付ける高校と入学が可能な学生の数を大学が決めます。決められた人数を高校が推薦することで、出願することができます。また公募制推薦入試は、大学が決めた基準を満たした学生が出願できる入試制度になっています。

推薦入試というのは「推薦」が必要であり、AO入試は「推薦不要」ということです。ただ、AO入試でも成績や資格によって出願条件を定めている大学があります。出願の際には、入学試験要項をしっかりと読んで確認してみてください。

AO入試を行なっている人気大学一覧

現在、AO入試を導入している国公私立大学は569校あります。(平成30年度 文部科学省調べ)ここでは、AO入試を行っている人気大学を国立、公立、私立に分けて一覧表でご紹介します。

AO入試を行っている国立大学

AO入試を行っている国立大学をご紹介します。AO入試制度を採用している学部と、入試内容についてもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

学校名学部内容
東京大学
  • 法学部
  • 済学部
  • 文学部
  • 教育学部
  • 教養学部
  • 工学部
  • 理学部
  • 農学部
  • 薬学部
  • 医学部
  • 他の国公立大学のAO入試に出願できない
  • 書類選考の合格者は、面接を実施
  • 提出書類・面接・大学入試センター試験の成績を総合的に評価
筑波大学
  • 人文・文化学群
  • 生命環境学群
  • 理工学群
  • 情報学群
  • 体育専門学群
  • 芸術専門学群
  • 大学入試センター試験の受験は不要
  • 一次選考は自己推薦書、志願理由書を重視
  • 二次選考は個別面接と口述試験を行う
  • 入学辞退の申請も可能
大阪大学
  • 文学部
  • 人間科学部
  • 外国語学部
  • 法学部
  • 経済学部
  • 理学部
  • 一次選考は調査書、志望理由書、志願評価書
  • 法学部のみ大学入試センター試験の成績選考あり
  • 二次選考は口頭試問や面接、小論文などを実施
京都大学
  • 総合人間学部
  • 文学部
  • 教育学部
  • 経済学部
  • 理学部
  • 医学部人間健康科学科
  • 薬学部
  • 農学部
  • 学部・学科の併願不可
  • 学力型AO入試
  • 書類審査、大学入試センター試験、論文試験など
  • 大学入試センター試験の成績により、基礎学力を担保
静岡大学
  • 人文社会科学部
  • 情報学部
  • 工学部
  • 農学部
  • 理学部
  • 理学部のみ大学入試センター試験の成績必要
  • 書類審査や試験など学部によって選抜方法が異なる
  • 出願資格が定められる学部もある
  • 併願不可
千葉大学
  • 国際教養学部
  • 法政経学部
  • 教育学部
  • 理学部
  • 工学部
  • 園芸学部
  • 書類選考、面接などにより選抜
  • 指定科目の大学入試センター試験の成績が必要
東北大学
  • 文学部
  • 教育学部
  • 法学部
  • 経済学部
  • 理学部
  • 医学部
  • 歯学部
  • 薬学部
  • 工学部
  • 農学部
  • AO入試Ⅱ期は一部学部のみ実施、大学入試センター試験が不要
  • AO入試Ⅲ期は全学部実施、大学入試センター試験が必要
  • 書対や面接などにより選考
北海道大学
  • 理学部 地球惑星科学科
  • 医学部 医学科
  • 医学部 保健学科 看護学選考
  • 医学部 保健学科 作業療法学専攻
  • 歯学部
  • 工学部 応用理工系学科
  • 工学部 環境社会工学科
  • 水産学部
  • 一次選考は、調査書・個人評価書・自己推薦書などの書類選考
  • 二次選考は、課題論文と面接、大学入試センター試験などを行う
  • 学部や学科によって選考方法が異なる
  • 書類、課題論文、面接を総合的に評価
琉球大学
  • 工学部工学科
*大学入試センター試験は不要

  • コース毎に選考
  • 一次選考は、志望理由書・自己推薦書などの書類選考
  • 二次選考は面接やプレゼンテーションなどを総合して選考する

AO入試を行っている公立大学

公立大学でも、AO入試を行っている大学が多いです。AO入試制度を採用している大学と学部、入試内容についてご紹介します。

学校名学部内容
首都大学東京
  • 人文社機学部
  • 法学部
  • 経済経営学部
  • 理学部
  • 都市環境学部
  • システムデザイン学部
  • 健康福祉学部
  • AO入試でも4種類ある
  • ゼミナール入試:高校生を対象に講義や演習を行って、修了者を対象にした入試方法
  • 科学オリンピック入試:さまざまなオリンピックやコンテストなどで優秀な成績を修めた高校生を対象にした入試方法
  • グローバル人材育成入試:英語能力や国際社会での活躍が期待できる人材を求める入試方法
  • SAT/ACT・IB入試:指定するテストや資格取得者を対象にした入試方法
大阪市立大学
  • 医学部 医学科
  • 評定平均4.3以上が昼用
  • 一次選考は調査書や志願者評価書による書類選考
  • 二次選考は、大学入試センター試験と面接・口述試験による選考
大阪府立大学
  • 工学域 機械系学類 海洋システム工学課程
  • 一次選考は書類選考
  • 二次選考は適性検査、口頭試問、面接によって判断
  • 最終選考として大学入試センター試験の成績で合格者を決定
横浜市立大学
  • 国際教養学部
  • 国際商学部
  • 理学部
  • データサイエンス学部
  • 一次選考は書類選考
  • 二次選考は面接
  • データサイエンス学部は、三次選考として大学入試センター試験の成績による選考
  • 他の3学部も、合格者は大学入試センター試験の受験必須
国際教養大学
  • 国際教養学部
  • 面接と英語小論文による選考
  • TOEFLやTOEICなどの出願条件がある
  • 併願不可
北九州市立大学
  • 英語学部
  • 地域創生学群
  • 一次選考では、筆記授業や小論文、レポートなどを行う
  • 二次選考は、面接や集団討論を実施
  • 学部によって選考方法が異なる

AO入試を行っている私立大学

有名な私立大学の多くは、AO入試を行っています。AO入試制度を採用している学部と、入試内容についてご紹介しますので、参考にしてみてください。

学校名学部内容
青山学院大学
  • 文学部
  • 地域社会共生学部
  • コミュニティ人間科学部
  • 自己推薦入試
  • 一次選考は書類審査
  • 二次選考は面接や小論文などを学部によって実施
  • 地域社会共生学部は評定と英語資格の規定あり
明治大学
  • 理工学部
  • 一次選考は書類選考
  • 二次選考は、学力調査・面接などを実施
  • オープンキャンパスなどで入試相談を実施
慶應義塾学
  • 総合政策学部
  • 環境情報学部
  • 法学部
  • 理工学部
  • 看護医療学部
  • 文学部
  • 法学部はFIT入試
  • 文学部が自主応募の推薦入試
  • 一次選考は書類審査
  • 二次選考は口頭試問や面接を実施
  • 学部によって選考方法や出願書類が異なる
近畿大学
  • 国際学部
  • 文芸学部
  • 工学部
  • 産業理工学部
  • 一次選考は書類審査
  • 二次選考は面接や口述試験などを学部によって実施
  • 小論文やプレゼンテーションなどを行う場合もある
  • 学部によって選考方法は異なる
早稲田大学
  • 政治経済学部
  • 文化構想学部
  • 創造理工学部
  • 先進理工学部
  • 社会科学部
  • スポーツ科学部
  • 国際教養学部
  • 一次選考は書類審査
  • 二次選考は面接や筆記試験などを行う
  • 学部・学科によって出願条件・選考方法が異なる
関西大学
  • 法学部 法学政治学科
  • 文学部 総合人文学科
  • 経済学部 経済学科
  • 商学部 商学科
  • 社会学部 社会学科
  • 政策創造学部 政策学科
  • 外国語学部 外国語学科
  • 人間健康学部 人間健康学科
  • 総合情報学部 総合情報学科
  • 社会安全学部 安全マネジメント学科
  • システム理工学部
  • 環境都市工学部
  • 科学生命工学部
  • 一次選考は書類審査
  • 二次選考は面接や小論文、プレゼンテーションなどを行う
  • 二次選考の内容と書類を総合的に判断
  • 学部によって出願基準あり
名城大学
  • 外国語学部
  • 英語ディスカッションによる選考
日本大学
  • 法学部
  • 文理学部
  • 経済学部
  • 芸術学部
  • 国際関係学部
  • 危機管理学部
  • スポーツ科学部
  • 理工学部
  • 生産工学部
  • 工学部
  • 松戸歯学部
  • 一次選考は書類審査
  • 二次選考は面接や筆記試験、口述試験などを行う
  • 学部・学科によって出願条件・選考方法が異なる

私立大学では、学部や学科によって出願条件や選考方法が細かく分かれています。大学の公式ホームページより入試要項をしっかりと確認して、志望学部の選考方法を確認してみてください。

AO入試を活用しよう!

「AO入試はどうやって活用すればいいの?」「AO入試を利用するメリットは?」など、AO入試に関する疑問を持っている人がたくさんいますよね。

ここでは、AO入試に関するメリット・デメリットやAO入試の活用方法についてご紹介します。

AO入試3つのメリット

AO入試のメリットは3つです。

  • 学力によって合否が決まるわけではない

AO入試の最大の魅力は、学力で合否が決まらないという点です。他の入試方法では、主に学力で判断されます。しかしAO入試では、志望理由や意欲、学力以外の才能が基準となります。そのため「成績に自信がない」という受験生でも、志望大学の合格を勝ち取ることができます。

  • 倍率は1.5~3倍程度

定員数に対する出願者数の倍率は1.5~3倍になります。人気の大学や学部では11倍という高い倍率もあり、AO入試は倍率が低い入試と言えます。そして、倍率が低いということは、それだけ受かる可能性が高いということになります。

  • 志望大学への合格チャンスが増える

志望大学の入試回数が1度でも多くなるため、合格のチャンスが増えます。一般入試のみの受験では、チャンスは1回です。しかしAO入試を受験することで、チャンスを2回に増やすことができるのです。万が一AO入試で不合格となってしまった場合でも、一般入試やセンター試験などにチャレンジすることが可能になります。

AO入試3つのデメリット

AO入試は、メリットがある一方でデメリットもあります。

  • 合格した際に辞退ができない

AO入試は、合格すると辞退することができません。第一志望が決まっている場合には問題ありませんが、「まだ悩んでいる」という場合には出願前に志望校をよく見直しましょう。

  • 併願ができないため、出願を1つに絞る必要がある

合格後に辞退ができないため、併願することもできません。出願校を1つに絞り、合格したら必ず入学することが必須になります。

  • 入学した後に苦労する可能性がある

学力を基準としない試験方法のため、入学した後に学力不足で苦労する可能性もあります。受験生は一般入試まで勉強している人が多く、AO入試で合格した後に勉強をしていないと大学での授業についていけなくなることがあるのです。そのための対策をしっかりと行う必要があります。

AO入試は受けるべき?受けないべき?

AO入試をうまく活用することで、志望大学へ合格するチャンスを増やすことができます。大学は、AO入試を通して学力以外の優れた能力を持った学生を求めています。そのため「部活で全国大会に出た」「英検1級を持っている」など、試験ではわからない優れた才能をアピールする機会ということです。つまりAO入試を受ける際には「自分の個性や実績をアピールする」ことが大切です。

「AO入試は受けた方がいいの?」と悩む方も多いと思います。この入試制度は

  • 大学でやりたいことが明確にある
  • 第一志望が明確である

という方にオススメの入試方法です。そこで「大学で何がしたいのか」「第一志望の大学はどこか」よく考えてみてください。やりたいことと志望大学が明確になっていれば、AO入試に向いていると言えます。

ただデメリットでもご紹介したように、学力による合否判断ではないことにより、「入学後、勉強についていくことが大変」というケースがあります。そのため合格した後も勉強を続けましょう。

まとめ

いかがでしたか?近年AO入試を行う大学や学部が増えています。「学力以外で優れた能力」や「大学への強い意欲」をアピールする絶好の機会です。面接や志望理由によって選考されるため、志望する大学へ進学するチャンスが増えるのです。

AO入試で合格を勝ち取るためには、しっかりと準備することが必要です。志望する大学や学部が求める人材を理解し、的確なアピールを行いましょう。

また合格した場合でも、入学した後に学力不足で苦労するリスクもあります。AO入試だけでなく、入学後の勉強についてもしっかりと考えて、備えましょう。

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