高校生の「志願したい大学ランキング」が発表!人気のある大学の特徴とは

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
キーポイント

地域別の1位はそれぞれ、関東:早稲田大学、関西:関西大学、東海:名城大学

✔成蹊大学や明治学院大学、桜美林大学が順位を伸ばした。

順位上昇の要因は、新学部の設置や学部の再編、キャンパスの移転

こんにちは!スタスタ編集部です。

「進学ブランド力調査2019」で高校三年生の「志願したい大学ランキング」の結果が2019年7月17日に発表されました。
高校生に人気のある大学、そして昨年より人気が上がった大学は一体どこなのでしょうか?

今回は調査の結果とその調査で人気の上がった大学の取り組みをご紹介します。

「進学ブランド力調査2019」の結果

「進学ブランド力調査2019」は高校生の大学選びの動向を調べるためにリクルート進学総研が毎年実施しているもので、関東、関西、東海エリアに住んでいる高校三年生約11,000名を対象にしています。
引用:リクルート進学総研、高校生に聞いた 大学ブランドランキング「進学ブランド力調査2019」

志願したい大学ランキング

エリア別「志願したい大学ランキング」の1位は関東エリアは三年連続で早稲田大学関西エリアは11年連続で関西大学東海エリアは3年連続で名城大学になりました。

関東 関西 東海
1位 早稲田大学(昨年1位) 関西大学(昨年1位) 名城大学(昨年1位)
2位 明治大学(昨年2位) 近畿大学(昨年2位) 名古屋大学(昨年2位)
3位 青山学院大学(昨年3位) 大阪市立大学(昨年3位) 静岡大学(昨年4位)

男女別ランキング

関東 関西 東海
男子1位 早稲田大学(昨年2位) 関西大学(昨年1位) 名城大学(昨年1位)
女子1位 青山学院大学(昨年2位) 関西大学(昨年1位) 愛知淑徳大学(昨年5位)

文理別ランキング

関東 関西 東海
文系1位 早稲田大学(昨年2位) 関西大学(昨年1位) 愛知大学(昨年2位)

南山大学(昨年1位)

理系1位 東京理科大学(昨年2位) 大阪大学(昨年4位) 名城大学(1位)

今回の調査で順位を大きく伸ばした大学は?

今回の調査では上位の大学に大きな順位の変動はありませんでしたが、10位以下では成蹊大学や明治学院大学、桜美林大学などが大きく順位を伸ばしました。
これらの大学に共通しているのが、新学部の設置や学部の再編、キャンパスの移転です。では、各大学が具体的にどのような取り組みを行っているのかを見ていきましょう。

成蹊大学

文系ランキングで昨年19位から今年16位まで順位を伸ばしました。

成蹊大学は2020年4月に経済学部を再編し、新たに経営学部総合経営学科を開設する予定で、経済学部にも経済数理学科と現代経済学科を開設する予定です。
新たに開設する学科では、ICT社会で必要になるデータ解析能力地域社会の抱える問題を解決する力語学力を中心としたグローバルな能力などこれからの社会で必要とされる力を身につける学びを提供します。

成蹊大学は、AIに仕事を奪われるという時代が来る中で、現在AIが持ち得ない総合的思考力創造的思考力コミュニケーション能力の三つの力が人間にとって必要であると考えています。
そのために活発なゼミ活動や、フィールドワークの実施など様々な取り組みを行っています。
今回の学部再編もこの取り組みのひとつと言えます。

明治学院大学

全体ランキングで昨年23位から今年18位まで順位を伸ばしました。

明治学院大学では2020年に法学部に新たにグローバル法学科を設立する予定です。
グローバル化が進む中で、「国際法」「グローバル企業法」「EU法」など国際関係に注目した法分野を中心に学びます。
また、この学科では英語教育の一環として、2年次秋学期の英語圏への留学が必須となっています。
「コミュニケーション能力」を「社会人基礎能力」として捉え、日本語、外国語問わず言語を用いて自らの考えを表現できる能力などを留学を通して習得します。

社会のグローバル化に合わせてコミュニケーション能力法学の視点から国際関係を学ぶ学科を新設したことが高校生からの評価につながったのではないでしょうか。

桜美林大学

文系ランキングで昨年26位から今年19位まで順位を伸ばしました。

桜美林大学は2019年に新宿キャンパスを開設し、ビジネスマネジメント学群を町田キャンパスから新宿キャンパスへと移設しました。
この移転は大学と企業との連携を深め、学生がよりビジネスに近い所で学べるようにするためです。
キャンパスの立地だけでなく、学生が企画運営する食堂や電子図書館などキャンパス内にも新しい学びの場が設けられています。

また、2020年4月に東京ひなたやまキャンパスを開設予定で、現在町田キャンパスにある芸術文化学群を移転する予定です。
桜美林大学は人間の感情や心に彩りを生み出す芸術や文化がこれからAIが発展していく未来において重要であると述べており、新しいキャンパスは劇場、音楽ホールやギャラリー棟が整備されており、芸術を学ぶにあたって必要な整備を完備しています。

このような、学びに適したキャンパスへの移転という取り組みが今回の調査で高校生に評価されているのではないでしょうか。

まとめ

今回の調査で、学部やキャンパスの開設、再編を行った大学は高校生からの評価が大きく上がったことがわかりました。
いずれの大学も、これから進んでいく情報化社会や社会からのニーズを踏まえた幅広い知見と主体的な学びができる場を提供していることが共通点として挙げられます。

今回ご紹介した大学以外でもこのような動きは進んでおり、それに合わせて入試制度も変化が進んでいます。
なので、大学入学前から小学校や学習塾でも探究学習アクティブラーニングなどの主体的な学びをする力を身につけておく必要があります。

そのような力を身につける塾をお探しであれば、是非スタスタの塾コンシェルジュにご相談ください。

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