自分の言葉で話す

これは、「ネットや先生の例文をそのまま写さない」「志望理由のメモを丸暗記しない」の2つの意味が含まれています。質問の受け答えを考えるときに、例文を参考にするのは大丈夫ですが、題材が似ているからと言って写してしまうのはもったいないです。自分の言葉でなぜその活動や行為に至ったのかを考えましょう。

また面接の時に、あらかじめ考えていた答えを丸暗記して答えてしまうと、面接官は聞くのが辛くなってしまいます。メモを用意するのであれば、面接用にアレンジしたものにしましょう。

質問に明確に答える

質問や聞かれたことに対して、明確に答えるということです。緊張していると、質問の意図を間違えて捉えてしますことがあります。そうなると応答も的外れなものになってしまいます。

例えば、「学生時代に頑張ったことは何か?」という質問に対して、「私が頑張ったことはテニス部での活動です。なぜテニス部を選んだかというと〜」と答えてしまうとします。この場合だと「頑張ったことと、それを通して学んだこと」を面接官は知りたいのに、「テニス部を選んだ理由」を答えてしまっているので、質問の答えにはなっていません。

結論から話す

志望動機や頑張ったこと、そして自己PRでも面接の受け答えでは必ず結論から話し始めましょう。結論から話すことで、面接官は「このエピソードについて話すんだな」と、話しが理解しやすくなります。また自分でも話が整理しやすくなり、頭が混乱しません。 ですので、面接の受け答え時の話の構成は以下のようになります。

結論(質問への明確な回答)→理由・経緯・エピソード(具体的な説明)→まとめ(もういちど結論、最も言いたいこと)