大学入学共通テスト プレテストの結果と対策を解説|英語・国語・数学

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
キーポイント

✔英語:英語を正しく早く読む訓練が必要。

✔国語:文章の理解力を上げ、適切に情報を整理する力を身に付ける訓練が必要。

✔数学:数学①は証明問題の対策、数学②は問題文を理解する読解力を鍛える訓練が必要。

2021年にセンター試験が廃止され、新たに大学入学共通テストが実施されることをご存知の方は多いと思います。現在の高校2年生からが対象ですが、いきなり本番というわけではありません。

2017年と2018年に1回ずつ「プレテスト」を行われ、大学入学共通テストに向けた準備が進められているのです。

今回は「なぜ大学入試共通テストが導入されるのか」、そして「主要3教科のプレテストの結果からどのように対策を行うのか」を分かりやすく解説していきます。

文部科学省が、11月1日に英語民間試験の活用、12月17日に大学入学共通テストの記述式の導入の見送りを表明しました。

大学入学共通テストとは

大学入学共通テストは、2020年の教育改革で行われる変更の1つで、大学入試において大学入試センター試験の代わりに導入されます。基本的な出題範囲に変化はありませんが、配点や試験時間、記述問題の導入など変わった点もあります。

そこで、大学入学共通テストが導入される目的と配点について、最初にご紹介しておきます。

導入される目的

教育改革によって大学入学共通テストが導入される背景には、大きな社会的な変化があります。科学技術の進歩と、急速に進むグローバル化は、これまでの学習・評価方法では対応が難しくなってきているのです。

これまでの大学入試センター試験で重要とされていたのは、「知識・技術」でした。しかし実社会において活用できる知識や技術は少なく、それらを活用する方法を学ぶ機会はほとんどありませんでした。

そこで、問題の提起と解決を行う「思考力」、今後を見通す「判断力」、自分の考えを伝える「表現力」を学ぶことを重視したカリキュラムに変更します。このカリキュラム変更にあたって、試験での評価内容も「知識と技能」に加えて「思考力・判断力・表現力」へと変化するというわけです。

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配点

大学入学共通テストの配点を、大学入試センター試験の比較として表にまとめました。

科目 大学入試センター試験 大学入学共通テスト
配点 時間 配点 時間
国語
  • 200点
80分
  • 200点
  • 記述の段階評価
100分

地歴

公民

  • 100点
60分
  • 100点
60分
  • 200点
120分
  • 200点
120分
数学①
  • 100点
60分
  • 100点
  • 記述式
70分
数学②
  • 200点
120分
  • 100点
60分
理科
  • 100点
60分
  • 100点
60分
  • 200点
120分
  • 200点
120分
外国語
  • リーディング:200点
  • リスニング:50点

80分
30分

  • リーディング:100点
  • リスニング:100点

80分
60分

大学入試センター試験と比較し、大学入学共通テストでは配点や時間が多少変更されています。最も大きな変更は、記述問題が導入されたことです。記述問題の導入によって知識やデータをもとに、自分で考えたことを記述する能力が求められます。配点に関しては、全体の回答を考慮した5段階評価が行われます。

英語ではリスニングの配分や時間が多くなり、リーディングや文法の対策だけでなくリスニングの十分な対策も必要となることがわかります。

大学入学共通テスト プレテスト

ここまで大学入学共通テストについてご紹介してきましたが、大学入学共通テストのプレテストについて見ていきましょう。

プレテストとは、大学入学共通テストに向けて行われている模試のようなテストになります。プレテストでの調査結果をもとに大学入学共通テストの問題が作成されるため、大学入学共通テストの類似問題と言えます。

最初に大学入学共通テストが実施された目的や日時、場所についてご紹介します。そのあと、英語・国語・数学における問題や得点の傾向、対策についてもご説明していきます。

プレテスト実施の目的

大学入学共通テストのプレテストが実施された目的は、参考となる問題を公表するための検証です。大学入学共通テストは初めて施行されるので、過去問がありません。しかしプレテストや、それをもとに作成された大学入学共通テストの類似問題などをもとに対策を行うことが可能です。

そのため、大学入学共通テストの類似問題や実際の試験問題を作成するにあたり、以下の点に課題がないかどうかをチェックするのです。

  • 問題の条件設定
  • 採点基準と採点可能な体制
  • 試験時間

また問題があった際に、どのように対策・改善を行うかという点についても、参考にされます。

実施された日時と場所

プレテストは、2回行われています。実施された日時と場所を、表でご紹介しておきます。

回数 日時 場所
プレテスト第1回 平成29年11月13日~24日
  • 47都道府県でプレテストに参加した1,889以上の高校
プレテスト第2回 平成30年11月10日、11日 【A日程:国語・数学】

  • 公立高校:3校
  • 大学(国立、公立、私立など):451校

【B日程:国語・数学・英語・理科・社会】

  • 大学(国立、公立、私立):75校

プレテスト結果 英語

ではまず、プレテストの英語の問題傾向や得点結果、対策方法について見ていきましょう。

問題の傾向

まずは問題の傾向について、ご説明します。

大学入試センター試験よりも難易度アップ

大学入試センター試験で出題されていた発音やアクセント、並び替えの文法に関する問題がなくなりました。設問も英語で行われているた、高い英語力が求められていることがわかります。

また「1つ選べ」という表現ではなく、「当てはまるものを全て選べ」や「選択肢の数は指定しない」など思考力や判断力を評価する問題が増加しました。

リスニングにおいては、より日常的な場面を採用し、日常生活における英語力を評価されます。加えて、ただ内容を理解するだけでなく、聞いた内容と絡めて文法についても問われます。

試験を解くための英語力ではなく、普段のコミュニケーションで使う英語力を測る問題になっていると言えます。難易度がアップしたというよりは、求められている能力が変わったことで問題の傾向が変わった事で「難しい」と感じた学生が多かったという印象です。

リスニングの読み上げ回数は、難易度によって異なる

1回目のプレテストの結果を踏まえ、リスニングの読み上げ回数について対応が変わりました。それぞれの設問において、求める英語力や難易度に応じて問題の読み上げ回数を変えたのです。

そのため、問題によって1回読みのものと、2回読みのものがありました。設問によってことなるため、読み上げ回数にも注意が必要になりそうです。

得点結果

では、プレテストの平均点と平均正答率を見てみましょう。

 回数 科目 平均点(100点満点) 平均正答率
第1回 リーディング 54.88%
リスニングA 45.26%
リスニングB 39.23%
第2回 リーディング 51.25点 56.37%
リスニング 59.20点 59.09%

第1回から第2回にかけて、少しですが平均正答率がアップしていることがわかります。また、第2回における平均点はリーディングで5割、リスニングでは6割という結果になりました。

大学入試センター試験では、平均点が6割になるように設定されています。大学入学共通テストに当てはめて考えると、リスニングよりもリーディングの問題で得点が難しい問題になったことがわかりますね。

具体的な対策方法

「英語が苦手だから、何をしていいかわからない」と難易度が上がった大学入学共通テストの対策方法を悩んでしまう方も多いと思います。

大学入学共通テストの問題では、設問も英語で記載されているため、「英語を正しく早く読む力」が必要となります。そこで重要となるのは、読解の基本となる英単語と文法です。そのため、これまでの英語の対策を大きく変える必要はなく、基本的には英単語と文法の理解を深めることが大切になります。

ただし、正確に読むだけではなく、読む際のスピードも求められます。問題の量については検討がされていますが、少ないと言える量になることはありません。ある程度のスピードで英文を読むことは必須というわけです。

まずは、ゆっくり読んで内容を正確に理解する訓練をしましょう。英文を読んで理解することに慣れてください。文章の中で主語、動詞、目的語、補語など単語の役割を理解し、文の構造を確認することで理解度をアップさせることができます。これができるようになったら、スピードを上げていきます。時間を図って読むことで、実際に読解にかかった時間の変化をはかることができますよ。

プレテスト結果 国語

次に、プレテストの国語の問題傾向や得点結果、対策方法についてご紹介します。

問題の傾向

国語で最も重要となる変更点には、記述式の導入が挙げられます。12月17日付で文部科学省より、大学入学共通テストでの記述式問題の導入の見送りが発表されました。

記述式の問題が導入

大学入試センター試験は、全てマーク式で出題されていました。しかし、大学入学共通テストでは記述式の問題が導入されています。

文章から得た情報をもとに自分で考えて表現するため、「思考力・判断力・表現力」を問う問題になっています。

この他にも文章構成や流れをとらえて正確に情報を読み取る能力も求められます。国語という科目である前に、生活でも使用している日本語という言語を用いて表現する力が必要です。

さまざまな分野の問題を出題

これまで出題されなかった詞やエッセイに絡めた問題や、漢文と現代語訳を比べて内容を理解する問題などが出題されるようになっています。また、法的な文書や広報誌など、普段実際に使用されるものを出題し、論理的な文章を理解する力が問われています。

情報社会と言われている今、さまざまな文章や情報が存在します。それらの理解し、使いこなす能力を身に着けるためにも、実用的な文章を用いた設問が出題されるようになったのです。

第一回からの改善として、全体の文字数を2000文字程度減らしました。試験時間と文字数を比較し、適切な文章量に調整した形です。

得点結果

プレテストにおける平均点と正答率を表にまとめました。

回数 対象 平均点(200点満点) 平均正答率
第1回 全受験者 38.82%
第2回 全受験者 90.81点 46.92%
3年生 102.74点

正答率は、第1回から第2回にかけてアップしていて、難易度が変化したことがわかります。マーク式の問題のみの平均点ですが、平均点は5割程度となりました。

また、第2回プレテストにおける記述式問題の正答率と自己採点の一致率は、表のとおりです。

問題 正答率 自己採点の一致率
問1 75.7% 69.4%
問2 48.5% 66.0%
問3 15.1% 70.7%

問題によって差は大きいですが、2~7割程度の正答率を目指して作られているため、第2回プレテストと同程度の難易度の記述式問題と考えてよさそうです。自己採点も記述式ではありながら、かなり精度が高いと言えます

具体的な対策方法

実は、「現代文の勉強方法がわからない」と感じている高校生はたくさんいます。

大学入学共通テストの現代文においては、文章から情報を理解して的確に情報整理する力が必要になります。問題を解答したり、考えたことを記述したりすることも大切ですが、しっかりと問題を解くためにも書かれている情報を理解することが重要なのです。

そこで、まずは文章を理解するということから始めましょう。いきなり全体を理解するのは難しいので、段落や1文など細かい単位で理解していきます。細部の理解をしっかりとすることで、スムーズな全体の理解につながります。そのために、問題や文章の中で重要な所に印をつける方法がオススメです。問題を解くために必要となる情報に印をつけることで、解答を考える際のヒントになります。

現代文などの学習において最も重要なことは、「解いた問題を復習すること」です。解説をよく読み、自分が間違えた問題の復習をしましょう。間違えた原因や不足している知識などを理解することで、現代文を解く力を身に着けることができますよ。

プレテスト結果 数学1A

数学は、1Aと2Bに分けて結果を見ていきます。最初に、プレテスト数学1Aの問題傾向や得点結果、対策方法について見ていきましょう。12月17日付で文部科学省より、大学入学共通テストでの記述式問題の導入の見送りが発表されました。

問題の傾向

大学入学共通テストプレテストにおいて、数学1Aにおける最大の難関は記述式でしょう。他にも、数学の知識をどう活用するかを問われる問題が多く出題されています。

第1回プレテストをもとに、第2回では難易度が低くなったと言われています。それでも、大学入試センター試験よりも難しく、問題を理解する読解力も必要です。

記述式問題の導入

大学入試センター試験ではすべてマーク式だった問題ですが、数学では1Aのみで記述式の問題が導入されています。基礎的な公式や原理を用いて、日常的な出来事を数学的に理解して表現することが求められます。

ただ答えを導くだけでなく、問題を解く過程を重要視されるため、これまで以上に深い理解をするための学習が必要になります。

知識の活用方法を考えさせる問題

普段の生活で起こることを、数学を通して論理的に考えたり表現したりする能力を問う問題です。一見ほかの単元に見える問題でも、考え方を変えると解き方がひらめくという問題もあります。また、基本的な意味や理解を評価するため、会話文を用いた設問もあります。

日常の出来事を数学的に理解したり、論理的に考えて説明したりする力が重要です。これから必要となる思考力や表現力などを高めるためにも、数学の考え方はポイントになります。

得点結果

プレテストにおける平均点と正答率を表にまとめました。

回数 対象 平均点(85点満点) 平均正答率
第1回 全受験者 30.08%
第2回 全受験者 25.61点 34.54%
3年生 30.74点

正答率に関しては、第1回より第2回の方が高くなっています。それでも35%程度なので、低い正答率となっていますね。また、平均点においてはマーク式問題のみですが、3割以下となっています。

正答率と合わせて考えても、難易度が高い問題であったことがわかります。問題自体が難しいというよりは、「時間が足りない」という声が多かったようです。今後、時間と問題の量について今後見直されると言われています。

また、第2回プレテストにおける記述式問題の正答率と自己採点の一致率は、表のとおりです。

問題 正答率 自己採点の一致率
問1 5.8% 90.0%
問2 10.9% 83.3%
問3 3.4% 88.8%

記述式問題の正答率は10%となっています。そのため、記述式問題は難易度が高く、見直しが行われると予想されます。

具体的な対策方法

大学入学共通テストにおける数学1Aの対策方法は、4つのステップが重要です。

  1. 教科書に載っている問題を解く
  2. 各単元の問題が網羅してある参考書を解く
  3. 証明問題を解けるようにする
  4. プレテストや模試の問題を解く

基本は、教科書に載っている練習問題です。練習問題がすらすらと解けるようになるまで、繰り返し演習しましょう。すらすら解けるようになると、公式や定理をしっかりと理解したということを意味します。

次は参考書を解きます。各単元の問題が網羅してある参考書を選び、載っている問題を迷わずに解けるようになるまで解きます。参考書は教科書よりも問題の量が多く、レベルもアップしています。それらの問題がスラスラ解けるようになると、基本的な数学の問題を解く力がついていると言えます。

そして、証明問題の対策も行っていきます。証明は、自分の考えや数学的解法を表現するために重要な問題です。教科書や参考書に載っている証明問題を解き、考えたことを記述する力を向上させましょう。

基本的な数学の知識や技能を身に着けたところで、プレテストや模試の問題を解いていきます。模試を解くことで、大学入学共通テストと同じ傾向の問題を解くことが出来るので、有用な勉強方法です。解いて、自己採点から復習までしっかりこなすことで、大学入学共通テストへの対策につながります。

プレテスト結果 数学2B

次に、プレテスト数学2Bの問題傾向や得点結果、対策方法について見ていきましょう。

問題の傾向

大学入学共通テストにおける数学2Bは、大学入試センター試験と比較して数学1Aのような大きな変化はありません。しかし、「思考力・判断力・表現力」を問う問題が出題されているので、難易度がアップしていると言われています。

大学入試センター試験より難易度アップ

大学入学共通テストでは、「数学的な問題の発見から解決までの過程を重視」した問題となっています。そのため、公式や解法にあてはめるだけで解けるというわけではありません。

大学入試センター試験では、教科書に載っている練習問題や、参考書で見かけたことのある問題が多く出題されていました。「知識と技能」を問う問題が中心だったのです。

しかし問題の目的が変わることで、これまでの対策ではカバーしれきなくなり、難易度がアップしたと感じている受験者が多くいました。実際に難易度が高かったと言われていますが、解法を導く過程を考えるための思考力を鍛えれば、得点を伸ばすことも可能です。

問題が複雑で長文化

大学入試センター試験よりも問題の内容が複雑で、長い文章になっているという特徴があります。そのため、数学の問題を解くための力だけでなく、問題を理解するための読解力が必要となるのです。

さまざまな情報を自分で考えて整理し、適切な解法を選択し表現する必要があります。問題の複雑化と長文化が難易度アップに影響を与えていると考えられます。

得点結果

プレテストにおける平均点と正答率を表にまとめました。

回数 対象 平均点(100点満点) 平均正答率
第1回 全受験者 41.57%
第2回 全受験者 36.06点 44.89%
3年生 35.49点

マーク式の問題のみの平均点ですが、3~4割程度の平均点となりました。平均正答率は、第1回から第2回で上昇傾向にあります。ただ、正答率は5割に届きそうなレベルまできていますが、平均得点が低く問題の見直しが必要と言われています。

そのため、実際の大学入学共通テストではそこまで難易度の高くない問題が出題されることが予想されます。

具体的な対策方法

大学入学共通テストの数学2Bの対策で必要となるのは、主に4つです。

  • 公式と計算方法
  • 証明問題
  • 問題文を理解する読解力
  • 文字の扱い方

基本的な計算力を問う問題も出題されるため、教科書に太字で記載されている公式は必ず覚えましょう。公式を用いて計算する問題を解くことができるよう、十分に問題演習をしておく必要があります。公式を使いこなせるようになることがポイントです。

また、証明問題も出題されているので、証明の流れやポイントは押さえておく必要があります。特に数学2Bの証明問題は書かなければならない量が多く、苦手意識を持つ学生は少なくありません。しかし一度解いてしまえば同様の方法で解ける問題なので、解くための手順とコツを覚えて解けるようにしておくことがおすすめです。

さらに、問題が複雑で長くなった大学入学共通テストでは、問題を理解するための読解力も必要となります。問題を解くまでに、長い文章を理解する必要があり、理解できなければ問題を解くこともできないのです。そのため数学だけではなく、国語の読解力に力を入れて対策を練る必要がありそうです。

他にも、問題によって条件が異なる変数や定数などの文字の扱い方は、しっかりと押さえておきましょう。特に、場合分けをして解く必要がある問題は、応用問題になるので注意して解く必要があります。解法だけでなく、解く際のポイントや注意点なども意識して問題を解いてみてください。

まとめ

今回は、大学入学共通テストのプレテストについてご紹介してきました。大学入試共通テストは、大学入試センター試験で問われる「知識と技能」に加え、「思考力・判断力・表現力」を評価するために作成されました。

それに対応して、解く際の過程を問う問題や、過程を表現する記述問題などが出題されるのです。

これからは、知識や技能だけでなく、学んだ知識を用いて自分で考えて解く力を身に着けることが必要となりそうです。

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