こんにちは!スタスタ編集部の松本です。
今回はサピックスで伸び悩んでいるお子様向けに、現状を打破するための「サピックスと他塾の併用」という新たな選択肢を提案したいと思います。
「併用」の定義や理由、併用に対応している塾について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
そもそも「併用」とは?
「学習塾の併用」とは、メインの塾では補いきれない勉強を、他の塾に通うことで補助することを指します。
「ただでさえ受講料が高いのに、そこからさらに塾に通わせるの?」と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、実際に中学受験生でも2つ以上の塾を掛け持ちしている方は少なくないのが現状です。
「大手集団指導塾と個別指導塾」「大手集団指導塾と家庭教師」など、併用のスタイルは人によって様々です。
では、一体どのような目的で併用されているのか?どのようなメリットがあるのか?詳しく解説していきます!
なぜ「併用」するのか?
サピックス程のレベルになると、普段の授業を受けるだけでは内容を完全に把握できないという生徒は少なくありません。
そのため、中には「お金を払ってでも併用する価値は十分にある」と考える保護者の方もいらっしゃいます。今回紹介する内容は一部にすぎませんが、具体的に以下のような意図を持って併用している場合があるそうです。
併用するワケ【1】 自主学習だけではついていけない
目指す志望校のレベルが高くなればなるほど、授業の難易度も上がります。そうなると、授業中の説明だけでは理解できなかった箇所は、全て授業外の時間で補うしかありません。
しかし中学受験で扱う内容は非常に難しいため、テキストなどを見て自分で復習しようとしても解決できず、無駄に時間を費やしてしまいがちです。「自主学習」の限界を越えるために、他の塾を併用している方は多いようです。
併用するワケ【2】 弱点克服
サピックスのような大手塾で行われる一斉授業では、生徒一人ひとりの弱点をそれぞれ丁寧に克服していくことはぼ不可能でしょう。
なかなか偏差値が上がらない苦手科目や、どうしても理解できない分野に関しては、普段の授業だけでは対策が不十分になってしまいます。そこで特定の科目や分野に限り、個別指導や家庭教師で対策している家庭もあります。
併用するワケ【3】 家庭の負担を減らしたい
多くの家庭が、共働きであったり中学受験を経験していなかったりで、勉強に関するアドバイスが充分にできていない状況なのではないでしょうか。もしくは、お子様に勉強のことを口出ししても耳を貸さないといったこともあると思います。
先ほども述べたように、中学入試の問題は非常に難易度が高く、学校ごとに出題傾向も異なるため、高度な対策が求められます。なるべく負担を減らしたいという家庭は、塾を併用させることでこの問題を解決しているようです。
「併用」に向いている塾
ここまで「併用の定義」「併用するワケ」について解説してきましたが、一体どのような塾が併用に向いているのでしょうか?今回はスタスタがこれまで分析してきた塾の中から、サピックスとの併用に適している塾を5つ紹介していきたいと思います!
サピックスの個別指導「プリバート」
「プリバート」はサピックスが運営している個別指導塾で、主にサピックスに通う生徒が利用しています。
プリバートの講師はサピックスの教材内容を熟知しているので、サピックス生がつまづいたポイントや分からない部分を的確に掴んで弱点克服に導けます。
1コマ60分の授業となっていて、受講料は実際に授業を受けたコマ数の分だけ支払う形式となっています。
担任制で一貫したサポート「TOMAS(トーマス)」
併用におすすめの塾としては最大規模の教室数を誇っているので、お通いのサピックスもしくはご自宅付近で教室を見つけられるでしょう。
完全1対1の個別指導を実施しているため、講師はお子さまの様子を正確に把握し、きめ細かな指導ができます。
また担任制を採用しているので、授業内・授業外での一貫したサポートも期待できます。
9割以上の生徒が成績アップ「SS-1」
中学受験対策専門塾である「SS-1」では、授業を受けた9割以上の生徒が3ヶ月以内に大手塾内での成績を上げることに成功しています。
固定カリキュラムは存在せず、毎月学習カウンセリングを行ってその都度学習内容を見直しています。必要に応じて、担当講師から家庭に直接メールをすることもあります。
受講すべき科目や回数も全て講師、保護者、子どもの話し合いによって決められ、料金は1コマあたりの受講料とその月の受講回数に応じて変動しています。
元大手集団塾の講師による個別指導「ドクター」
ドクター最大の特徴は、在籍する講師陣です。
原則的にサピックスや四谷大塚など、大手中学受験専門塾での指導経験を持つ人材のみを講師として採用しています。そのため中学受験に精通し、大手集団塾の弱みを理解している講師から指導を受けられます。
また1対1の他に、1対2での指導にも対応しているので、料金を安く抑えられるのも魅力です。
算数に特化「伯楽監(旧:中野数学舎)」
恵比寿駅近くにある「伯楽監」(旧:中野数学舎)はサピックスだけでなく、四谷大塚や日能研などに通っている塾生が併用している算数専門塾です。
大手塾の教材をそのまま持ち込んで使用できたり、大手塾の授業についていけない生徒へのフォローを行っていたりするなど、柔軟性を兼ね備えている塾であると言えます。
また、算数専門だけあって豊富な解法や独自のプリントなどには定評があり、差をつけやすい算数において確実に実力をつけることができます。
少人数指導と完全個別指導の2つの授業スタイルがあり、料金設定も標準的となっています。
メッセージ 〜併用を考えている方へ〜
ここまでサピックスとの併用について解説してきましたが、いかがでしたか?
経済的な負担も大きくなるので、必ずしも「併用」という選択肢をとることはできないと思いますが、伸び悩みを解決する手段として一度検討してみる価値は十分にあるのではないでしょうか?
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