モンテッソーリ教育を受けた有名人まとめ|日本人のあの人も!?

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スタスタ編集部
当社のインターン生である、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、青山学院大学、明治大学、立教大学、東京理科大学、東京学芸大学、筑波大学・・・の現役大学生たちが、自身の小中高大受験・通塾・塾講師経験をベースに、各塾の教育方針や学習システム等の特徴を独自に分析し、編集・執筆しています。
キーポイント

モンテッソーリ教育とは、子どもの「やりたい!」を尊重する教育法。

✔モンテッソーリ教育を受けた有名人:藤井聡太、ビルゲイツ、ラリーペイジ、セルゲイブリン、マークザッカーバーグなど

✔天才や成功者は、その親が選択した教育によって生まれる。

こんにちは、スタスタ編集部です。みなさん「モンテッソーリ教育」についてご存知ですか?最近少しづつメディアでも取り上げられるようになった教育法です。

日本ではあまり有名ではないですが、この教育法は海外で既に広く普及していて、多くの成功者が受けたとして知られています。

そこで今回は、モンテッソーリ教育を受けた有名人についてスタスタが分かりやすく解説していきます。

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育とは「子どものやりたい意志」を尊重し、興味を持ったことをとことんやらせる教育法です。

「教具」と言われる教材を使用し、子どもがやりたい遊び」=「お仕事」を時間を決めずに行います。大人が指導をするのではなく、子どもの「やってみたい」「できるようになりたい」という思いと行動を重視します。

お仕事は、縫い刺しや切り紙、積み木など、手先を使う作業のほかに、実験や数字を数えるものなど、様々な種類があります。子ども自身は、一つの「お仕事」に集中して取り組むため、幼児期から長時間座って集中する力が身につきます。

また興味を持った仕事を繰り返すことで、自分でやり抜く力が身につき、その子の個性を伸ばすことができる教育法なのです。

以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

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モンテッソーリ教育を受けた有名人

日本ではあまり認知されていなかったモンテッソーリ教育ですが、将棋界の藤井聡太さんが受けていたことで有名になりました。

一方海外では認知度の高い教育法であるため、世界で活躍する成功者の中にも、モンテッソーリ教育を受けて育った方が多くいらっしゃいます。

藤井聡太さんをはじめ、モンテッソーリ教育を受けた有名人はどんな人がいるのか、ご紹介していきたいと思います。

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藤井 聡太

藤井聡太さんといえば、わずか14歳でプロ棋士となり、その後次々と最年少記録を塗り替えた天才棋士です。子を持つ親ならば、「藤井君ような天才を育てるには、どうしたらよいか?」と興味を持ったことでしょう。

その天才ぶりの秘訣は、もちろん「モンテッソーリ教育」にありました。

  • キュボロ社の立体パズル

藤井聡太さんが、 幼少期に遊んでいた知育玩具の一つです。「直観力を鍛えたパズル」として、今注目されています。立体の積み木で、ブロックの穴や溝を使い、ビー玉を転がして遊ぶ、というシンプルなものです。

この積み木は、自分でコースを考え、自由にパーツを組み合わせることができます。完成したコースにビー玉を走らせ、ゴールまで止まらないように転がして遊びます。

ブロックは、一つ一つ穴が開いている位置が違っており、直線、カーブなど、色んな種類があります。コースを作るためには、「立体感を創造し、把握するための作業」が必要となるため、想像力を養うことができます。

藤井さんは、何パターンも組み立てて、繰り返し作っていたそうです。対局での集中力、終盤で追い上げる強さは、幼少期の「繰り返し行い、やり遂げてきた」行動から、身についたことなのでしょう。

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ビル・ゲイツ

マイクロソフトの創業者であり、Windowsというソフトを世に広め、世界を一変させました。

13歳の頃からプログラミングに興味を持ち、ハーバード大学では法律学科に進学しましたが、法律よりもプログラミングに熱中したそうです。プログラミング言語の「BASIC」を開発したことは、有名ですね。

大学在学中にプログラミングと出会い、数年間は寝ること以外、すべての時間をパソコンと向き合っていたといいます。後に、共にマイクロソフトを立ち上げたポール・アレンとOS開発に取り組んでいました。

彼の名言に、こんな言葉があります。

「私は物事をとことん突き詰めるのが好きなんだ。そうすれば、たいてい良い結果が出るから。」

引用元:『プログラミングで成功した有名人』

モンテッソーリ教育で育まれた「自発的に物事に取り組む姿勢」が、成功の秘訣だったのかもしれません。

ラリー・ペイジ

Googleをセルゲイ・ブリンと共同開発した人物です。

インタビューなどで、Google成功の秘訣を聞かれると、幼少期に受けたモンテッソーリ教育に触れ、次のように話しています。

「決められたルールや秩序に囚われることなく、世界で何が起こっているかを追求し、何か違うことをしてみよう、と自分で意欲的に探求する姿勢を身につけた」

「モンテッソーリ・メソッドの効果の源泉は、自律と集中にあり。それによって創造性が育まれる」

引用元:『GAFAという世界を変えた企業の創業者に共通する1つの事実』

「自律」とは、誰にも頼らず生きるという意味の「自立」と違い、自分から何かを始めるということを意味します。自分のやりたい事を決め、自分の意志で判断し、行動するということです。これは、モンテッソーリ教育の自発的に学んでいく、という教育方針によって培われたものではないでしょうか。

セルゲイ・ブリン

先ほどご紹介したラリー・ペイジと共に、Googleを共同開発した人物です。

彼も、ラリー・ペイジと同じく、幼少期にモンテッソーリ教育を受けていました。

「自身の興味に合わせ、自分のペースで物事を考えて、挑戦する意欲は、モンテッソーリ教育で得た宝物」

「モンテッソーリ教育では、子供が自由に与えられ、自分のペースで遊び、何かを発見することが推奨されている。自分の好きなことを追求できるのは、この教育の賜物である。」

引用元:『GAFAという世界を変えた企業の創業者に共通する1つの事実』

モンテッソーリ教育では、子供がやりたがる活動を、心ゆくまでやることを大切にしています。やりたい事に集中する体験をたくさんさせる事で、集中力が育まれていきます。そして、やり遂げた結果ではなく、その過程を重視することが大事なのです。

自ら考え、行動すること、疑問に思うことが、Googleの成功につながったと語っています。

マーク・ザッカーバーグ

ハーバード大学在学中にFacebookを創り上げ、今ではその名を知らない人はいないほどの、天才実業家です。

幼少期から、コンピューターに関心があった彼は、自分でゲームのプログラムを組み、友達と楽しんでいたそうです。

マーク・ザッカーバーグのプログラミングの才能に気付いた両親は、プログラミングのレッスンを受けさせたり、大学院生向けのコンピューター講座に連れていったりするなど、とことん協力していたようです。

反対に、「皆がやっているから」という理由で、彼がバスケットボールを欲しがった時には「皆がやっているからではダメだ」と答え、ボールを買い与えなかったといいます。

こうしたエピソードからも、子供が興味を持ったことに協力を惜しまなかったご両親の育て方には、モンテッソーリ教育の理念に通じるものがありますね。

ジェフ・ベゾス

Amazonの創業者であり、世界有数の資産家でもあります。

ジェフ・ベゾスが起業家たちへ送ったアドバイスがあります。

「失敗を覚悟すると、心は軽くなる」

引用元:『ジェフ・ベゾス、起業家へのちょっと恐ろしいアドバイス』

新しいことに挑戦する時は、誰しも「自分に成し遂げることができるのか、失敗するのではないか」と不安になります。しかし、彼には失敗を恐れず挑戦する覚悟がありました。

モンテッソーリ教育は、自分でやりたい仕事を、自分で選択します。自分で選ぶことで、責任やリスクを負うことを理解するのです。

モンテッソーリ教育を受けていた彼は、リスクを取り、失敗を何度も乗り越える力をつけていたのでしょう。

結果、創業時わずか10人あまりだったAmazonは、世界トップクラスの企業に育ちました。

バラク・オバマ

前アメリカ合衆国大統領である、バラク・オバマ氏もモンテッソーリ教育を受けていました。

また、過去にモンテッソーリ施設を訪問したこともあります。施設では、モンテッソーリ教育の教具であるピンクタワー等を使って、子供達と触れ合いました。

訪問後のスピーチでは、「米国のすべての子供たちに、質の高い保育・幼児教育を保証できるように考えていく」と話しており、幼児教育への関心を示していました。

幼児教育への投資は、未来をつくる上でとても大事なことです。日本では、幼稚園、保育園の無償化も進んできました。しかし、オバマ前大統領の言及する「質の高い保育・幼児教育」が受けれるようになることが、子供にとって重要なことなのかもしれません。

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まとめ

モンテッソーリ教育を受け、世界の成功者となった、有名人についてご紹介してきました。

モンテッソーリ教育を受けていた成功者は、経営者に必要な高い集中力と、自発的に行動し、考え抜く力が養われていたことが、お分かりいただけたのではないでしょうか。

日本でも、2020年には教育改革が行われ、子供たちには「主体的に問題を解決していく力」「グローバル化に対応する力」が求められるようになります。そのため自主的に行動し、色んな人と協力しながら、言葉や道具を使いこなせる力を身につけることが重要となってきます。

親としては、子どもの持つ能力を伸ばすために、より良い環境を整えてあげたいと考えます。

今回ご紹介したモンテッソーリ教育は、日本ではまだまだ学べる幼稚園や保育園などの施設が少ない状況です。しかし、通うことはできなくても、モンテッソーリの概念を理解して家庭に取り入れるだけでも、効果はあると思います。

「子供は生まれつき、自分自身を成長させる力を備えている」という、マリア・モンテッソーリの言葉のとおり、子供の主体性を手助けすることが成長につながるのです。

以上、モンテッソーリ教育は本当に効果があるのか、この教育を受けた有名人について、疑問をお持ちの方のお役に立てたら幸いです。モンテッソーリ教育に関する以下の記事もぜひご覧ください。

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2件のコメント

[…] あの今話題のの将棋の藤井聡太さん(藤井さんは何と愛知県の瀬戸市出身!!)有名な企業の創設者、googleのビル・ゲイツ、facebookのマーク・ザッカーバーグ、アメリカの元大統領オバマさんもこのモンテッソーリを教育を受けていたそうです。 […]